世界遺産|タプタプアテア
タプタプアテアは、南太平洋のフランス領であるタヒチ(ポリネシア)のライアテア島にある世界遺産です。タヒチには数多くの祭祀遺跡が残されていますが、その中でもタプタプアテアは重要な祭祀殿とされています。
タプタプアテアにある石造宗教施設である「マエラ」は、ポリネシア人の祖先たちの力の源とされる「マナ」の宿る神聖な場所として崇められてきました。
石が敷き詰められた聖域の中心には、高さ2メートルにも及ぶ巨石が立っています。タヒチ自体が手つかずのままの自然に囲まれ、神秘的な場所ですが、世界遺産登録となっているタプタプアテアは、このほかに小さなマエラとマエラ群を囲む環礁、周りの緑の渓谷一帯も登録となりました。
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