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世界遺産|チェスキー・クルムロフ歴史地区

チェスキー・クルムロフ歴史地区はチェコの世界遺産です。首都プラハ南方のヴルタヴァ川沿いにある南ボヘミア州の美しい小都市であり、「眠れる森の美女」という名前で親しまれているように、赤やオレンジの屋根瓦が温かみのある美しい街並みで中世の歴史を色濃く残しています。

チェスキー・クルムロフ歴史地区は別名を「ボヘミアのシエナ」とも呼ばれており、中世の街並みがそのまま残っているというだけには限らず、イタリアの古都であるシエナがフィレンツェにライバル心を燃やしていたときのように、チェスキー・クルムロフ歴史地区も近隣の町との競争を行いながら栄えていったという結果があります。

チェスキー・クルムロフ城は赤レンガの街とごく近くの距離にあるお城です。中世ボヘミア王国時代に繁栄した街で、夕方になると赤レンガが夕陽に染まってますます街を幻想的に魅せてくれます。

城主が移り変わっていくにつれて町並みにも影響を受けたことにより、ゴシックやルネサンスなど様式が融合している町です。

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