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世界三大運河

"世界三大運河といえばスエズ運河とパナマ運河、そしてキール運河です。

スエズ運河

エジプトのスエズ地峡にあるスエズ運河は全長193.30キロメートルの人口運河であり、地中海とスエズ湾を結んでいます。

1859年4月25日に建設が開始され、1869年に11月17日に完成をして開通をしたスエズ運河はポートサイドを始点に、グレートビター湖やスモールビター湖を通りスエズまで続きます。

建設当初は全長164キロメートルでしたが、何度かの拡張工事があり2010年には全長193.30キロメートルにまでなっています。
スエズ運河にはスエズ運河橋と呼ばれる桁下70メートルのエジプトと日本の有効橋が横断しています。

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パナマ運河

パナマ運河はパナマ共和国にある全長80キロメートル、最大幅は200メートルにもなる運河です。

パナマ運河の通航料はパナマ運河庁が船の種類や積載量、全長などの船の大きさにもとづいて決めており1トン当たり1ドル39セントで、2000年の運河収入は1億6680万ドルにのぼったそうです。

パナマ運河は国際運河となっており、船籍や軍・民を問わずに通行できます。

パナマ運河の周辺は、運河ができたことにより産業の立地が多くあり、運河の両端にあるパナマ市とコロン市に経済活動がとても集中をしており、コロン自由貿易地区の自由貿易地区規模はなんと世界2位です。ガトゥン湖やアラフエラ湖の水で構成をされているパナマ運河の水質はとても良いといわれており、ガトゥン湖とアラフエラ湖の水はパナマ市の水道の水源としても利用をされています。

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キール運河

キール運河は1887年に建設が開始され1895年に完成した、全長98キロメートルの運河です。

正式名称は北海バルト海運河という北海とバルト海の間にある運河で水深は11メートルほどです。

キール運河の両端には閘門があり、潮の満ち引きに対応できるようになっています。1985年に完成をしたキール運河ですが、1907年と1914年には拡張もされています。"

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