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世界遺産|カルパチア山地のスロバキア地域の木造教会群

カルパチア山地エリアにある木造教会群は、スロバキア側にある木造の教会群で16世紀ころから18世紀ころにかけて建造されたキリスト教の建造物を対象にしたスロバキアの世界遺産です。

世界遺産登録が行われている木造教会群は、スロバキアの8か所に点在している教会と、その中の1か所に存在する鐘楼の9件です。

ポーランド国境にも近い村落にはヘルヴァルトウと呼ぶ村があって、その村の中心部にはヘルヴァルトウのアッシジの聖フランチェスコ教会と呼ぶローマを代表するカトリック教があります。

この教会もカルパチア山地の木造教会で世界遺産登録の1つに数えられるのですが、建物の高さはあるけれども幅が狭いなどの特徴があり、木造建築の教会の中では珍しい構造です。

これはゴシック様式と呼ばれるもので、美術史や美術評論の中では西ヨーロッパの12世紀後半ころから15世紀ころにかけての時代に作られた建築物や美術一般などを示す用語とされます。

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