【中学生向け】第一次世界大戦解説


前置き

さっそく解説していこうと思います!今回は中学生向けの第一次世界大戦の解説です。わかりやすく解説していこうと思いますのでぜひ、ご覧ください!

概要

第一次世界大戦は1914年~1918年の四年間の間行われた世界初の世界大戦です。まぁここは覚えなくていいです。

キッカケ

簡単に言えばオーストリア=ハンガリー帝国の皇太子がサラエヴォ(サラエボ)でセルビアの少年に暗殺された。その報復に三国同盟連合国及びオーストリア=ハンガリー帝国はセルビアに宣戦布告した。小難しいのを抜きで言うとオーストリアの王様の息子さんがサラエボで撃たれて死んだ。オーストリアは怒ってセルビアに宣戦布告して第一次世界大戦がはじまった。というわけ。

三国同盟・三国協商

三国同盟・三国協商。これの違いすっごくわかりにくいですよね。何が違うんやと。違いは、中の同盟国が違うという点です。詳しく見ていきましょう。


◇三国同盟
「構成国《こうせいこく》」
・ドイツ(ドイツ帝国・プロイセン王国)
・オーストリア(オーストリア=ハンガリー二重帝国)
・イタリア(イタリア王国)※なお、1915年に裏切って三国同盟側となる。

わぁお、覚えずらいことこの上ない・・・・・ってことで簡単に覚えられる方法を伝授します!方法は簡単「DOI・どおい」の頭文字で覚えましょう。


◇三国協商
「構成国《こうせいこく》」
・イギリス(大英帝国)
・フランス(フランス共和国)
・ロシア(ロシア帝国)
これも頭文字で覚えましょう!「IFR・いふろ」。
しかしややこしいことにあと二国追加されます。
・アメリカ(アメリカ合衆国)
・日本(大日本帝国)
がんばって覚えて!


ヨーロッパの火薬庫

バルカン半島のことです。以上です。これだけ覚えておいてください。なぜヨーロッパの火薬庫と呼ばれるのかについては「紛争が絶えなかったから」だけでいいです。難しい言葉は一切ありません。

総力戦と新兵器

問題で絶対聞かれることがあります。こんな問題です。「総力戦とはなにか。」「なぜグラフのように被害が大きかったのか。新兵器と言葉を用いて書け」難しいですねぇ。でも、一瞬でこれが点数稼ぎ問題へと変貌します。その前にそもそもの総力戦と新兵器について解説します。


◇総力戦
総力戦とは名前のまんまで、国の総力(できうる限りの力)を挙げて戦うということ。要は、自国だけでなく自国が持っている植民地をもフルで使う。ということですね。答えとして書くなら「予想以上に戦争が長引き、男性だけでなく女性も戦争関係で働いたこと」でいいと思います。


◇新兵器
この戦争では新しい兵器が誕生しました。その兵器とは、
・戦車
・毒ガス
・飛行機(戦闘機・爆撃機)
・潜水艦
です。今まで上記のような兵器はありませんでした。今まで主流だったのが
・銃
・馬
・剣
でした。それが急に人を殺すためだけにできたような兵器がたくさん開発され、被害が大きくなりました。答えとして書くなら「新兵器の登場で従来《じゅうらい》より被害が大きくなったため。」でいいです。


練習問題

なんとこれだけで第一次世界大戦は終わりです。つまり覚えるものが少ないということですね。さて、テストで間違えないようにここで慣れておきましょう!
(1)三国同盟の国を答えよ。
(2)三国協商の国を5つ答えよ。
(3)バルカン半島はなぜヨーロッパの火薬庫と呼ばれるのか。答えよ。
(4)総力戦とは何か答えよ。
(5)第一次世界大戦では従来の戦争よりも被害が大きかった。新兵器という言葉を用いて説明せよ。

最後に

第一次世界大戦はこれだけで終わりです。何も難しいことは一切ありません。歴史は暗記です。といっても私は日本史が苦手ですが・・・・・
ここまでお読みくださりありがとうございました。

【地図】第一次世界大戦中のヨーロッパ


第一次世界大戦中のヨーロッパ

世界の歴史まっぷ

世界の歴史まっぷ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?