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書評「憂鬱でなければ、仕事じゃない」名言連発の本書から学んだ4つのこと

■概要
 サイバーエージェントの社長である藤田さんと、幻冬舎の社長である見城さんが、自分の座右の銘のような「言葉」を二人で解説している本である。
 この記事は本に書いてある4つの名言をまとめた記事である。

■ パーティーには出るな
 本の中で、パーティーの訳語は「表面的な集まり」でしかないとばっさり。パーティーで名刺交換しただけの仲では意味が無い。1対1などの少人数でじっくり話したほうが有意義だとしている。
 パーティには出るなとは、パーティに出て満足するのではなく、じっくり話すことを大切にしようと言うことなのだと思う。

■ 憂鬱でなければ仕事じゃない
 本書では、二人の経験から、憂鬱なものであればあるほど、後に結果が出てくると言われている。逆に、楽なことは皆がやってしまうから、中々結果には繋がらないとも言われている。
 あえて、難しいこと、ストレスがかかるものからやると、そこから黄金が生まれる。

■ 他者への想像力を育むには恋愛しかない
 恋愛ほど相手の言動に対して敏感になるものはない。本書では、恋愛こそ人を動かすために、相手の立場で考えるのに必要なスキルを得ることができる。としており、恋愛しろ!とも書いてある。

■ 努力は自分、評価は他人
 努力とは、人が出来ないことをやること。つまり、他者に比べて「そこまでやるの?」と思わせる圧倒的努力が必要なのだ。
 評価をしてくれと言うのではなく、圧倒的な努力をすることで相手に評価させることが大切だ。
 逆に「プロセスを評価してくれ」という人は、初めから結果を出すつもりがない人だ。努力は自分がすること、評価は他人がすること。では、他人はどこをみて評価をするのでしょうか?無論、結果だ。
 すなわち、「圧倒的努力→結果→評価」というのが評価されるまでの正しい過程である。

■自身として
トピック「小さい事の大切さ」
 先日読んだ本を自分のためにピックアップ。
 自分がグッときた言葉は「小さいことにクヨクヨしろ」という事です。学生だった今までの自分は小さい事なんか気にしてたら何も出来ないと思っていた。だが最近では、小さい事こそ気にしないと大きいことは出来ないと感じさせられた。感じさせられた場面は事前準備の甘さや連絡を逐一しなかったりした事だ。こういう細かいことを普段の業務で怠ると運が降ってきた時に取り逃すような結果になるのではないかと思った。
 今後の自分としては事前準備をしっかり行い、ホウレンソウを怠らずに愚直に仕事をこなしたい。小さい事まで気にできるような気遣いを怠らずにしたい。

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