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地域おこし協力のメリット3つ

①目立ちやすい

1つ目に良かったことは、目立ちやすいということです。協力隊は、地域の課題が自分のミッションになることが多く、地域の方からは、「町に移住してきて、何か新しいことをしている人」という風に見られやすいです。
 私は、情報発信の仕事で、町のTwitterやYoutubeなどのアカウントを担当者と一緒に作り、運営をしました。
 そのコンテンツ作りの時に、町の人を巻き込んで情報発信をする中で、顔をおぼえてもらったり、新聞やフリーペーパー、テレビのニュースなどから取材の依頼が来ることもあり、いい意味で、自分という存在を地域の人に知ってもらえたのではないかと思います。

↑取材をしているときに同僚から切り抜かれた一瞬


②協力してもらえる

2つ目に良かったことは、行政の職員の方を通じて、自分がやりたいことの協力を得やすいことです。
 例えば情報発信をする際に、町内の事業者さんに取材のお願いをするのですが、その時に顔見知りの職員の方に間に入っていただいたり、自分がやりたいことを説明してもらえたりすることが多かったです。
 また、町への定住のための取り組みも協力隊期間中に進めていかなければならないのですが、自分で企画書を作ったり、相談をする中で方針を決めていくこともできますし、行政でどのようなサポートができるのかも教えていただける場合もあります。

↑特産品を使った料理の試作を食べているときに同僚に切り抜かれた一瞬


③土地の良さを十分に味わえる

3つ目に良かったことは、住みたい場所に住む貴重な体験ができたことです。
 私は、北海道に住んでみたいという思いを以前から持っていまして、期待と共に地域おこし協力隊へ応募し、面接や審議を経て移住しました。雪が降る地域で暮らしたことが無かったので、初めて見る雪景色や、スキーやスノーボードなどのスノーアクティビティなどに挑戦してみたり、北欧のようなペンションや、凍った湖、ワカサギ釣り、海鮮丼、雪まつり、などなど、人生の中で一度は見たかったような景色を日常的に体験できました。その景色や体験をするたび生きていてよかったなと感じます。

↑町が一望できる場所。加工しすぎて空が青くなりすぎました。


最後に

地域おこし協力隊は、都市などから定住し、地域に入ってそこに住み、地域の一員となって、その土地に貢献していくことを目的とした制度です。そのため、能力以上のことを求められたり、理解を得られなかったり、憧れていた暮らしができなかったり、そんな地域とのミスマッチも生まれやすいですが、同時に、うまく利用して自分の人生を豊かにすることもできます。それぞれに暮らしがあり、生きる意味も目的も異なりますので合う、合わないはあるとは思います。ぜひ、自分に合った土地で自分の良さを生かし、自己実現ができるような土地とマッチして、地域おこし協力隊として活動してみてはいかがでしょうか?

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