喝采。

福岡出身、梅雨生まれ。湿った場所に溜め込むのではなく、天日干しが最近のテーマであると自負しております

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最近の記事

手のなる方へ

ハイカラで気取らず すぽっとおさまる光の中へ 皮と心臓が手を繋いでゆくだけ タネは明るし 間引けよ音で 空が弾けて青く染まるわ カーブを曲がらず白線を跨ぐわ 原理と主義と睨めっこね 愛して抱くわ 平行線を絡めて 見つめ合えばそこは都 水の流れ 網膜に焼き付け 知れば知るほど広がる宇宙で 今日もぷかぷかと浮かぶ胎児へ 雨も風も負けじと愛せ 北風と太陽を愛おしく眺め 天動説に想いを重ね 浪漫が言うわ 手のなる方へ。

    • 第一死没日0804_夢の手記

      オレは今日、死んだ。 朝まで何かと作業に追われ、すっかり明るくなった世界に反比例するように、気づけば目頭裏に潜む四次元空間へと堕ちていた。夢の世界である。 既に今朝の夢のディティールは薄れていく一方だが、記憶をたどるにパルクールをGoProで撮ったような主観的映像。仲間っぽい様相の2人と未知の連合軍に追われており、外壁のような、積まれたコンテナのようにも見える隔たりの裏に逃げ込んだところを、輪になった縄が首にかかり、気づけば別世界へとトリップしていた。横には、幼馴染のムタ

      • ランジャタイにハマってたら27歳になりました

        いきなりですが、27歳になりました。 井上尚弥がPFP1位に選ばれたなか、27歳になりました。メルカリが東証グロース市場からプライム市場に移行し、円は1ドル134円を割り、マスクは付けなくても良さそうだが世論がそれを許さなそうな圧を感じるなか、オレは27歳になりました。 高校生のときだったか、「27クラブ」という言葉を知った。カート・コバーン,ジミヘン,ロバート・ジョンソン,ジム・モリソン,ジャニス・ジョプリン,エイミーワインハウス,そしてバスキアもそうか。天才たちが揃っ

        • 「撮る」ことへの嫉妬がなくなった。

          最近、ベクトルが逆。という話 写真を始めてからはや4年が経つ。 時間が経つのが早いのか超早いのか。 つまり早いわけだが、どうにも最近嫉妬が無い。 超いい写真を撮ってる人のポートフォリオをみて、オレもこんなイケてるの撮ってみたいーーーーー。でも撮り方分かんないーーーーー。と嫉妬している瞬間が確かにあった。しかも結構最近まで。 ただ、最近は違う。 うお、超イケてる。良い 以上。みたいな あれ、なんで最近嫉妬だったりが出てこないんだろう。 自分の中で何かが変わったんだと気づ

          大切について。

          なぜ写真を撮っているのか。 うーん、正直よく分かってない。 始めた理由がカメラを首から下げて天神を歩いてるとモテそうっていう不純な動機だっただけに、改めて問われるとムズイ。 でも、最近何が撮りたいかは結構分かってきた。 多分大切な何かを撮りたいだけなんだよね。 結構抽象的で、かつシンプルな話なんだけど。 仕事で撮る写真にはもともとお題があって、じゃあそれをどう表現するかってのが商業的に僕らに求められる部分だ。じゃああらかじめ用意されたお題が無い中で、それで

          大切について。

          Keisuke Andoh - Portfolio.

          東京に来て一ヶ月が経とうとしています。 上京したにも関わらず、ひたすらに内省していました(読書など) それでも少しずつ新たなご縁をいただく中で「どんな写真を撮られるんですか?」といういわゆるポートフォリオの有無を聞かれることが多くなりました。なので、簡易的にですがnoteを通じてポートフォリオをつくることにしました。 ラインナップはこちら ・プロフィール,宣材写真 ・記念日 ・ライブ ・イベント ・ブライダル ・カップル ・メディア ・Web,プロモーション ・フィ

          Keisuke Andoh - Portfolio.

          やらないことを決めるお詫び。

          2018年10月。下北沢のとある一軒家の一室でかしこまった表情をしながらキーボードを叩く男がいる。僕だ 早速だが本題入る。 今日で旅のnote更新をやめる。 いやもともとそんなに更新してないやん というごもっともな意見を述べる前に少し聞いてくれ 僕はSNSやnoteなどの定期的な更新が超苦手らしい。 ヒッチハイクで日本一周を敢行した21歳の50日間。 コンテンツとしては非常に記事化しやすい気がするが無念。10日で撃沈 毎日更新を誓った僕のインスタグラムはもうずいぶん

          やらないことを決めるお詫び。

          8/13 死ぬかと思った!

          2018年8月13日 天気 はれ時々くもり 進んだ距離 115km 現在地 別府 目的地 北九州 --------------------------------- 車の騒音 大自然の声 旅のお約束 野宿である。 まだ二日目の晩にして野宿… 今シーズンの成績は二打数一安打 打率5割を誇る 幸先の良いね、僕はそっと泣いた。 さて、本日の目的地は北九州にある僕のばあちゃんち 直行はしない。エンターテイナーな友人の夏フェス公演を観るべく、久住という山ガチ勢なルート

          8/13 死ぬかと思った!

          8/12 宮崎、そして大分へと一日で九州半周

          2018年8月12日  天気 くもり時々はれ  進んだ距離 115km 現在地 熊本   目的地 宮崎経由で別府 --------------------------------- AM07:30 「乗せて行っちゃろうか。」 ?!?!? 寝起きにお見舞いされた衝撃の一言だ はて、乗せていくとは? 僕はカブに乗ってここまでやってきた。 これ以上何に乗るのだろう 「ほら、車にカブ乗せて宮崎まで」 いやいや、カブって割と重くて大きいんですよ 自転車感覚

          8/12 宮崎、そして大分へと一日で九州半周

          8/11 感動の再会、ビッグマミーファミリー!

          2018年8月11日 天気 はれ時々くもり 進んだ距離 0km 現在地 福岡 目的地 熊本 --------------------------------- 伝説の旅が始まった。 片付けのピークを午前中に終え、友人に借りていたものを返却して、気づけば15時をまわっていた。 いつもこうだ。 決まって僕は当日の出発時刻が遅くなる 旅の道中、流石は福岡近郊。 吉野ヶ里、柳川、大牟田と知った地名を通過していく。前回はヒッチハイクでの旅であったとに対して今回

          8/11 感動の再会、ビッグマミーファミリー!

          安東が写真集を届けにやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!

          どうもみなさま、お盆をいかがお過ごしでしょうか? お墓参り、親戚の集まり、海に旅行に同窓会などそれぞれの過ごし方があるかと思います。 僕は旅にでました。(また!?) 半年前の僕は確かに宣言しました 「日本全国どこでも、僕が写真集を届けます!」 おかげさまで無事クラウドファンディングでは目標金額を達成し 写真集の製作に着手し (夜な夜な集合し製作している図) カブを長崎で調達し (なぜかヘルメットをかぶる自称姉) 写真集が完成し (友人宅の体育館で完成

          安東が写真集を届けにやってくる ヤァ!ヤァ!ヤァ!

          写真を仕事にした。ということ

          どうも、ご存知安東です。 先日のはなし。 「じいちゃんが死んだ」 とある先輩の言葉が僕の受話器口に響いた あれは一昨年の初秋だっただろうか もうじいちゃんが長くないから親族での写真を撮ってほしい。 という連絡がきた そんな重いテーマの写真を撮れるんかいな… と不安を感じたのが正直な感想だ。 しかし先輩から直々の依頼、引き受ける以外に選択肢がなかった 当日のことは撮影内容とは 別の意味でもよく覚えている 快晴だった。 そして写真を通して僕が初

          写真を仕事にした。ということ

          日曜どうでしょう。

          どうも。 可能な限り外出を避けたい 隠れインドア系男子安東です。 さてさて、怒涛の写真展から一週間が経ちました ダイジェストこちら たくさんのハプニングにお見舞いされながら敢行した今回のパラダイム展は、告知が前日だったにも関わらず二日間で100人近くお越しいただきました。在廊時間外に来てくれた方々も含め本当にありがとうございます 実は二階にも展示をしていたのですが(お手洗いに行く人だけが気づくように)どれくらいの割合で見てもらえたかな、、、少なかろうな〜

          日曜どうでしょう。

          最強に直近で写真展が決まりました

          どうも、ご存知 安東です。 さっそく本題なのですが 今週末 5/26-27 の二日間で写真展をさせていただくことになりました! 天神駅から徒歩5分 アクセスの良さに僕は泣いた いやーしかし、最強レベルに直近です。 最強レベルに直近といえばもうひとつ。 まもなく活動拠点を東京に移します。なのでひとまず、今回の写真展が22年間ずっと福岡で育ってきた僕のひとつの区切りとなります。 会いたい人も話したい人も、感謝を伝えたい人もたくさんいます。 しかし思っていたより

          最強に直近で写真展が決まりました

          写真。ということ

          どうも、ご存知安東です。 小鳥のさえずりと淡く射し込む朝陽が 六本木を歩いている ということさえ忘れさせてくれる そんな東京最終日の朝。 東京は好きではないけど面白いところだ 今回、東京に来た理由は いたってシンプルなもの。 はれのひの事件で、一生に一度の晴れ舞台を台無しにされた新成人のために、キングコングの西野さんを中心として「リベンジ成人式」が行われると聞いたからだ。僕はボランティアスタッフ、カメラマンとしての参加だった。 詳しくは、当日新成人として参

          写真。ということ