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【移住ストーリーvol.009】〜移民も多い街だからこそできる経験〜ニューヨークでの海外生活(みやさん・女性)

″ニューヨークに2015年から在住されていたみやさんにインタビューをお願いしました!″

セカイの住まいでは、実際に海外に移住された「先輩海外移住者」にフォーカスして、なぜ海外へ移住することになったのか、貴重な体験談を取材しております。
どのような経緯で海外へ興味を持ち、実際に移住することになったのか。
一人ひとり違う移住のストーリーをご紹介しています。

【今回ご紹介する先輩海外移住者】

みやさん(女性) 国:アメリカ 移住期間:約2年半

NY移住者インタビュー

--ニューヨーク(アメリカ)ヘの移住はどんなことがきっかけだったのでしょうか?

ニューヨークへの移住のきっかけは、以前から海外旅行が好きで、よく出ていました。初めてのニューヨークは、学生の時の短期交換留学での際に、ニューヨークに週末だけ寄ったのがきっかけです。そこで大都会に滞在した衝撃と、いろんな人種が集まる街のパワーに惹かれて、その後も何度も旅行に訪れることになりました。その為、少しの慣れと土地勘があったため、今度は旅行ではなく住んでみたいと思うようになりました。また当時の職場が大学院だったため、たくさんの留学生が日本に勉強に来ていました。私はその留学生と話す機会もあり、異国の地で言葉もわからず勉強している姿をみて感激しました。また英語を使う機会も多くなり、これからは英語を話せた方がいいと思い移住を決意しました。

--いつ頃からニューヨークヘ興味をもっていましたか?

20代の頃、通っていた学校でのカリキュラムの一つに交換留学があり、その頃から海外やニューヨークへの興味がありました。

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セントラルパークはニューヨーカーのよりどころです。ピクニックの人たちで賑わいます

--ニューヨークヘ移住するにあたって、お仕事での不安はなかったのでしょうか?

ニューヨークへは、学生で移住するしかなかったので、残念ながら学生は就業することができず仕事の不安はありませんでした。

--いつ頃、ニューヨークヘ移住されたのでしょうか?

2015年11月に移住しました。3年少し語学学校に通いその後迷って現在2年制カレッジに在学中です。

NY吊り橋

ブルックリンブリッジ 世界初の吊り橋です

--ニューヨークヘの移住にあたってどのように物件を探されましたか?


まずは1ヶ月短期契約のアパートを日本からWebサイトで探しました。
見学もできず部屋の様子、実際の現地周辺の様子が見られないことが心配でしたが、短期契約しました。その後は、1ヶ月のうちに他の部屋をサイトでまた探す予定にしていました。それからは、またサイトで、アポをとって見学に行く繰り返しでした。良い物件は早い者勝ちで、保証金を先に払ったもの勝ちなところがあるので、焦って探しました。
現在はコロナの関係もあり、自国に帰った人も多く家賃は少し下がっているようです。

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高級アパートは洗濯機が設置されてますが、ニューヨークは排水管の関係で、いまだに洗濯機が設置していないところが多いです。
みなさん週1でコインランドリー。預ければやってくれるランドリーもあります

--ニューヨークヘの移住についてご家族の反応はいかがでしたか?


やはり両親は心配していました。当初はあまり長く滞在を予定していませんでした。
旅行には何度か行っていましたが、やはり、日本からは海外では治安が悪いこと、アメリカはいまだ銃社会でもあり犯罪や、テロの心配もあり、女一人で行くことには非常に心配をしていました。


--現地のコロナ事情について

観光都市であるニューヨークは、3月突然その当日にロックダウンが決まり、飲食店は営業停止になりました。
食料品スーパー、ドラックストア、病院などの生活必需品の業界のみの営業になり、スーパーは、人数制限のため長蛇の列になっています。
マスクをする習慣がないアメリカ人ですが、マスクの着用なしではどの店内に入ることもできないため、今ではみんなマスクをしています。
現在、(2021年1月)でもレストランや飲食店の店内での飲食ができないため、歩道や車道片側を利用して、アウトドアダイニングを臨時設営しています。冬はばかなり寒いニューヨークですが、テントのような囲いを作り、ヒーターやストーブを設置しなんとかビジネスができるよう苦戦しています。
しかし寒いので、コートを着たままの食事です。
アパレルや小売店ではお買い物ができますがマスク必須、入場制限ありです。ようやく一部の美術館は入場制限付きで予約が必要です。開いているお店も時間短縮営業で、夜は早く閉まります。人気のブロードウェイミュージカルや、野球観戦、映画館なども全て閉鎖されていて、エンターテイメントは何もできません。人々は、屋外の散歩、セントラルパークのジョギングなど多くみられます。

--どのように物件を探しましたか?


ほとんどの場合は、アパート情報などのWebサイトで検索して探します。
ニューヨーク日本の人たちは、MixB,Info-fresh,など日系のサイトや、Craigslistなどで物件を探します。家賃が高すぎるので、みんなルームメイトとシェアルームしています。アポをとり、必ず実際に見に行くことが必須です。できれは、日中、夜間の違い、ルームメイトはどのような人かも確認したいところです。

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引越し前の部屋の雰囲気 これはいい方のキレイさです

-- 移住してみて感じた事をそれぞれ教えてください。


旅行とは違い、本当に大変なことばかりでした。
ニューヨークはアメリカの中でも特殊な州で、ほとんどの人たちが移民であるため、文化の違い、考え方の違い、宗教などさまざまな違いを目の当たりにしました。
その違いは、経験上良いことでもあり、食文化の違いは面白く、色々な異国の国の食べ物を体験できます。服装や、身につけるもの、雑貨もいろんな国のものがあり、ニューヨークにないものはない!とまで言われています。不便であることもありました。
日本のような清潔感のある住まいではないこと、ホームレスが多いこと、宅配便がいつまでも届かないことなど、トイレのドアの足元が開いていること、洗濯はたいていコインランドリーであること、日本では当たり前のことが、海外では当たり前ではないことも多くかなりのストレスを感じました。またルームメイトとの共同生活は、毎日の生活にとって重要で、最も心配することでした。生活に慣れるまではかなりの時間が必要です。

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ここのバナナパンケーキのファンです

--現地の方とコミュニケーションを取る上で気をつけている事


現地といっても移民がほとんどのニューヨークなので、英語を話せない人もいれば、ものすごいアクセントが強く意味がわからない人もいるので、コミュニケーションを取ることは難しいですが、わからないもの同士、なんとかしてわかってもらおうと説明する側、そのような英語がネイティブではない人たちに慣れている人側が共存していると思います。現在は、人と集まることができないため、現地の人、英語を話す人たちと会う機会の多くは、買い物に行った時の店員さんかもしれません。
お店などでは、日本のような丁寧なカスタマーサービスはありませんが、気さくに挨拶してくれる人もいますし、店員さんも、何を探しているの?など話しかけてくることが多いです。積極的に英語を話す機会を作らないと、ニューヨークでは英語を話さなくても生活できてしまうかもしれないです。年齢、性別、宗教、政治的なことに関する会話は、初対面や親しくない人との会話はタブーであることもあるので、気をつけています。

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同じくブルックリンブリッジ。歩いたら20分かかります。吹きさらしなのでかなりの寒さです。足元の木の間は、車道なので怖い場所も

--現地の国民性を教えてください


ニューヨークは移民がほとんどなため、一貫した国民性と言うものがありませんが、大きく分けるとアメリカ人、(アメリカ生まれ)、ヨーロッパからの人、アジアの人に分けられるかもしれません。
アメリカ、ヨーロッパは、時間にルーズはイメージがあります。またアジア、南米の人たちは勤勉のイメージがあります。誰か、人のことを話す際は、“その人、どこの国の人?”から始まることもあります。

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アメリカらしいピザ、パスタのピザ。カロリー高そうです。

--今後の夢や目標をお教えてください


現在は、学校を卒業することです。アメリカはいまだに学歴社会です、初めは卒業が目的ではありませんでしたが、アメリカは入学は簡単で、卒業は難しいと有名なので卒業証書をもらって、英語のスキルをもっとあげたいです。

〜最後に〜
--これから移住を考えているニューヨークへ移住後輩たちへ一言アドバイスをお願いします!

現在はコロナの影響でエンターテイメント、屋内観光はできない状態ですが、四季も日本と似ていて、歩いているだけでも街の雰囲気、外でできる観光もあるので、散策は楽しいと思います。

ニューヨークは世界一物価の高い場所です。家賃、生活費が一番大きな問題になります。
余裕を持った蓄えを万が一に備えておくことをお勧めします。
そして病院や歯医者には、気軽にかかることができません。さらにニューヨークは、本当に歩く機会が多いので、体力、健康第一です。

〜番外編・ニューヨーク〜


日本人の現地恋愛事情についてもお聞きしてみました(^_^)

●どんなタイプ(男女)が多い?

こちらの日本人は、やはり個性的な人が多いと思います。日本人女性はモテるとよく聞きますが、
モテるは確証がありませんが、日本人であるイメージはかなりいいと思います。

●みんなどうやって出会ってるの?
よく聞くマッチングアプリは、eharmony, Match.com, Coffee meet bagle, Tinderなどがよく聞きます。やはり無料であれば、下心ありありのデート目的であったり、変な人であると聞きます。有料で月額払うとメッセージのやりとりなどもできるようになります。日本と違い、出会いのためにアプリを使うことはネガティブなイメージではありません。ただ、会う場所で気をつけなければいけないと思います。

●日本人はどんなタイプがモテるの?

日本人の中でどんなタイプがモテるとは聞いたことはありませんが、アジア人女性はとても若くみられます。
やはり万国共通、優しく笑顔のかわいい子ではないでしょうか?でも日本人ではない人からすると、日本人からいう美人であると、外国の人がみる美人やかわいいの見解が違うのかもしれません。

●デートカルチャーで日本と違う点はある?

カフェやバーでデートなどは日本と同じではないでしょうか?ただ、日本のように、告白するという文化はないので、付き合っているのかグレーな状態、デートを何人かとして相手を探しているなどは通常のことのようです。


みやさんありがとうございました!
セカイの住まいでは、皆様の海外生活をバックアップしております。
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