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セカスク誕生秘話

1.川原卓巳さんオンラインサロンSENSEでの「夢シェア会」

「世界一自分らしい生き方の学校(通称:セカスク)」は2022年12月の川原卓巳さんオンラインサロン「夢シェア会」で生まれた。
「夢シェア会」とは、大の大人が忖度なしに本気で夢を語り合う、とても熱い場だ。時々突然卓巳さんがブレイクアウトルームに現れるという嬉しいサプライズもあり、仲間でたんまり語り合った後には、主催者である川原卓巳さんにシェアする機会が設けられる。そこで1番手として挙手し、指名されたのがAkkoさんだった。語った夢は「ジャズシンガー」。しかし、前置きとして語られた「現役の中学英語教員だが病気療養中で休職している」ことへ、卓巳さんとの対談中もチャットは共感と応援の嵐で埋め尽くされていた。その中でも特に共感を集めたのが「現在の教育現場」の問題点。「今は学校にいる先生も生徒も疲弊していて、不登校生は増えるばかりの危機的状況。何とかこの状況を変えていきたいよね。」というような内容だった。

最後に卓巳さんからAkkoさんへ次のようなアドバイスの言葉が贈られた。「不登校学校作りなよ。そこで不登校生に歌教えればいいんじゃない?ほら、ここにいるボイストレーナーのケンゴくんに歌教えてもらってさ。オンラインだったら簡単だよ。場所もいらないしさ。」

2.共感したメンバーが集結

夢シェア会を共にした仲間には伝わっていたと思う。参加者全員が共感に包まれ生まれた『一体感』。恐らく、Akkoさんの病気療養中という状況への共感、当事者意識だったのではないか。昭和の「こうするべき、こうしなければ」で生きてきた大人たちが、「こうしたい」という自分を押し殺し、社会で感じてきた息苦しさ。大人が感じている苦しみを次世代に繋いで良いのでだろうか、という問い。あの夜の『一体感』は、そんな大人たちの魂の叫びだったのではないだろうか。
「今の教育を変えなければ。いや、変えたい。」

Akkoさんの元にはたくさんの共感メッセージと共に、「何かできることがあれば力になりたい」という熱い熱い想いが届いていた。1人、また1人と想いに共感したメンバーが集まり増えていった。

3.セカスク誕生

最初に集まったメンバーは5人。その中には現役教員や退職したばかりの元教員も含まれている。他の2名は、現在野遊びディレクターの元保育士と日本語教師を目指して勉強中の元会社員。
初期メンバーで集まって語られたセカスクへの想い。現在不登校となっている子供や親が、不登校であることに罪悪感を感じるのではなく、不登校という生き方を選択している、と捉えることで、少しでも前向きにその時間を過ごしてもらえるような居場所を作れないか。さらに、不登校の子供だけでなく、仕事に行けなくなっている大人、自分らしく生きられずモヤモヤしたまま生きている全ての人が「自分らしい生き方」を見つけられる居場所を創ることができたら・・・そんな想いに共感したメンバーが1人、また1人と増えていき、セカスクとセカスクメンバーが誕生しました。


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