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ついつい見てしまう「ユーザー参加型動画」の特徴とは?事例とともに解説!

皆さんこんにちは、「シュールで面白い」に特化した映像広告を制作するセカイ監督の広報チームです!

「広告で、笑おう。」をコンセプトに、本来はジャマな広告をつい見たくなるエンターテイメントまで引き上げるお手伝いをしています。

noteでは、クリエイターへのインタビュー記事の他、以下のようなコラム記事をお届けして、様々な”クリエイティブの裏側”をご覧いただけます!

今回は、「ユーザー参加型コンテンツ」をテーマにコラム記事を作成しました。

制作者や演者だけでなく、ユーザーやファンが映像作品に参加することで、作品自体のワクワクとドキドキが増したり、一体感を表現できたりするという魅力があります。

そんな、ついつい見てしまう「ユーザー参加型動画」の魅力や特徴について紹介していきます。

皆さんも一度は観たことがあると思うので、「そういえば、あの動画はユーザー参加型だったな」と思い返すきっかけになれば嬉しいです。


ユーザー参加型コンテンツとは?

ユーザー参加型コンテンツは、一般的にはUGC(User Generated Contents)と呼ばれており、SNSのユーザーによって生み出されたコンテンツのことを指しています。

企業からの一方的な情報発信だけではなく、ユーザーが「参加したい!」と思うような企画にすることで、ユーザーと一緒にコンテンツを作る一体感を生み出すことができます

例えば、Canonのミラーレスカメラ「EOS M200」の公式Instagramアカウントでは、ユーザーが撮影した写真を指定のハッシュタグをつけて投稿すると、その写真をユーザー名と一緒に紹介しています。

ユーザーが自発的に企業や商品のことを発信し、そのフォロワーに対して拡散していく効果もあり、より多くのユーザーに広がりを見せるケースも多く見られます。

※ここまでが一般的なユーザー参加型コンテンツの解説ですが、今回は「ファンやエキストラ、ユーザー等、制作者や演者以外が出演して完成させる動画コンテンツ」を紹介します。

参加型動画を作る魅力やメリット

では、そんな参加型の動画コンテンツを作る魅力やメリットを3つ紹介します。

①視聴者にワクワクとドキドキを与えられる

制作者や演者だけでなく、ユーザーやファンが一緒に出演することで、いい意味で予想外の作品になることが多くあります。

参加したユーザーやファンは当然ながら役者のプロではないですが、その分「どんな仕上がりになるんだろう?」というワクワクとドキドキが生まれるものです。

人間だけでなく動物に出演してもらう作品もあり、そういった作品には「意図がわかってて偉い!」「可愛すぎる」といったコメントが寄せられます。

②“企業や商品”と”ユーザーやファン”との一体感を演出できる

ユーザーやファンが出演すると、制作側との一体感が生まれるのが魅力の一つです。

特に多くのユーザーやファンが出演する作品は、画面越しに見てもパワーを感じる圧巻な作品になっていきます。

ユーザーやファンからのリクエストや意見を反映した作品を作るという、制作プロセスから一体となって作っていくケースも少なくありません。

③動画の公開前から多くの人に認知されている状態を作れる

動画コンテンツは、通常は公開時にフォロワーや世間に初めて認知されますが、ユーザー参加型にすることで公開前から認知されている状態を作ることもできます

出演したユーザーやファンはもちろんのこと、SNSやメールマガジンで出演者を募集することもあるため、動画が公開されることを制作前から認知しているケースもあります。

また、出演したユーザーやファンが友人や家族に話すことで、出演者の近しい人も「公開されたら見てみようかな」と思うようになります。

参加型動画の事例

ではここから、ユーザーやファンが参加する参加型動画コンテンツの事例を4つ紹介します。

ポカリスエットCM|「青が舞う」夏篇【大塚製薬 公式チャンネル】

参加型動画と聞いて、ポカリスエットのCMを頭に浮かべる人も多いでしょう。

2023年夏に放映されていた「青が舞う」夏篇では、コロナ禍で過ごした学生生活への複雑な思いと、そこから見えた「屋上で弾き語りしたい!」「制服でダンスしたい!」という本音のコメントを全国の中高生から募集し、それをもとに構成されている作品です。

コメントだけでなく出演者も総勢1060名募集し、「ポカリCM制作フェス!」と題したこの企画は、全国の中高生の憧れを全力で表現した作品となりました。

SUPER BEAVER 「ひとりで生きていたならば」 MV【SUPER BEAVER official YouTube channel】

日本の人気ロックバンド・SUPER BEAVERもユーザー参加型のミュージックビデオ(MV)の制作にトライしています。

ファンが出演するMVは多くありますが、この「ひとりで生きていたならば」は2020年6月発売とコロナ禍初期の作品であるため、ファンが在宅で動画を撮影したものをMVに組み込むという、コロナ禍ならではの手法を取っています

ラストサビからファンが出演し、約100名のファンが一斉に口ずさむ姿は、歌詞とともにグッと来るものがあります。

British Airways - #lookup in Piccadilly Circus #DiscoverBA【British Airways】

British Airwaysという、世界的にも有名なイギリスの航空会社の動画で、この動画は”実際に飛行している航空機”が参加することで成立する動画となっています。

以下の動画を観ていただくとわかりますが、街中のビジョンに子供だけが映っている映像が流れており、その子供の動きがちょうど飛んでくる飛行機と動きがリンクし、「あれは〇〇行きの飛行機です」という文字が表示されます。

これは、電子広告板を用いたキャンペーンの一つで、 #LookUp というハッシュタグを用いてSNSでユーザーが投稿できるようになっています。

ねことドミノ【ねこナビ編集部】

猫専門メディアの「ねこナビ」が運営するYouTubeチャンネルの動画で、この動画は2023年9月時点で6000万回再生と、世界的にバズった”猫参加型”の動画です。

タイトルの通りドミノの動画ですが、2匹の猫がアシストしないとドミノが成立しない構成になっているため、「ちゃんとできるかな?」というハラハラドキドキがドミノ動画をより面白いものにしています。

ねこナビ編集部では「ねこと〇〇(例:プリン、ビー玉)」など、ねこと一緒に幅広い動画を作っており、「お手伝いしていて偉い!」などコメント欄が平和なども魅力です。

まとめ

今回は、ユーザー参加型の動画コンテンツについて紹介しました。

ユーザーやファンを巻き込む分、制作だけでなく企画そのものも大掛かりになりますが、ユーザーやファンと一緒に作るからこそ発せられるメッセージがありますよね。

動画でのPRやブランディングを検討されている方や企業は、ぜひ「ユーザー参加型」も検討してみてください。


セカイ監督は「オモシロイ広告専門の映像屋」として、ユーモアとシュールさを前面に打ち出した広告動画を制作しています!

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  3. 他には真似できない圧倒的な企画力
    時代的に何が求められていて、どんな企画がウケやすいのか。トレンドや親しみのあるフォーマットを取り入れながらも、意外性のある作品制作に定評アリ。

▼制作動画の例
セイヒョー:新潟アイスセレクション

セイヒョー:もも太郎アイス

セイヒョー:笹だんご(バレンタイン仕様)

この記事を読んで、セカイ監督のことが少しでも気になった方は以下のHPもぜひご覧ください!


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