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うちのホテルのチェックインはもしかしたら、ちょっとめんどくさい。

こんにちは、SEKAI HOTEL広報の三谷です。

今日はタイトルにもあるように、うちのホテルのチェックインが、もしかしたらちょっとめんどくさいかもしれない、、というお話をしたいと思います。

語弊があってはいけないので、もう少し噛み砕いた表現すると、予約をしてからお部屋に入るまでの手順が多い。もちろん、ただ面倒なのではありません。SEKAI HOTELのコンセプトである「ORDINARY -旅先の日常に飛び込もう。-」をゲストの皆さまが最大限に体感するためには必要なステップであるため、徹底して実施しています。

どのような手順があるのか、実際のやりとりを見ていきたいと思います。

SEKAI HOTELのチェックインは2日前、フロントスタッフからの電話で始まります。

「突然のお電話失礼いたします。SEKAI HOTEL Fuseの〜と申します。
 事前にご連絡をさせていただいておりまして、今少しお時間よろしいでしょうか?」

「今回はどのような目的で大阪、布施にお越しですか?」「チェックインは何時頃のご予定でしょうか?」

「こちらまではお車でお越しですか?」

事前の電話確認は、ゲストとホテルの間で生まれる初めてのコミュニケーション。ゲストが布施を訪れる目的や、ご家族なのか、お友達同士のグループなのか構成などをお聞きします。

いただいた情報をもとに、チェックインまでにゲストの目的に合わせた布施の楽しみ方、おすすめのお店などプランニングを行い、時にはゲストだけのオリジナルマップを準備したり、季節に合わせた布施ならではのお菓子などをお部屋に準備したりします。

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実は昔布施に住んでいたという方や、大阪に来るのも初めてという方など目的は様々。事前にどれだけゲストに合わせた準備できるかが、SEKAI HOTELスタッフの腕の見せ所です。

万全の準備のもと、チェックイン当日。

「お車混んでなかったですか?」

「〜行ってこられたんですよね?いかがでしたか?」

「布施に来られるの久しぶりっておっしゃってましたよね?」

基本的には、事前にお電話をさせていただいたスタッフがチェックイン対応を行うため、お話しするのはこれで2回目になります。初めましてのご挨拶のあと、SEKAI HOTELに来るまでの道中のお話や、これからの予定についてお電話の際に伺った内容と変更がないかなどをお伺いします。

事務的な手続きが終われば、ここからホテルでの過ごし方と、事前に準備していたおすすめのお店などのご紹介を行います。

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「お電話でチェックインの後お食事に出られると伺っていたので、おすすめのお店をいくつかピックアップさせていただきました!ご紹介させていただいてよろしいでしょうか?」

「小さいお子様がいらっしゃると伺っていたので、ご家族で入りやすい近隣のお店をまとめさせていただきました!」

「お仕事で来られると伺っていたので、デスクのあるお部屋をご用意させていただきました。」

「大阪にいらっしゃるの初めてでしたよね、、?冷やし飴ってご存知ですか?大阪の飲み物で、よかったらお出しするので飲んでみてください。」

などなど。SEKAI HOTELに泊まる方、布施にお越しになる方は本当に様々な目的の方がいらっしゃいます。それぞれの目的にあった形で布施のまちを楽しんでいただけるよう、ご提案させていただきます。

フロントでのご案内が終わり次第、お泊まりいただくお部屋までご案内します。SEKAI HOTELの客室はまちなかに点在しているため、布施のまちについてお話ししながら、朝食会場や銭湯の場所についてもこの時にご案内をしています。

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お部屋までご案内したら、事前のお電話からチェックインまでの全てが完了となります。

いかがだったでしょうか?簡単、短時間で済ませられるチェックインにももちろん、ゲスト目線ではありがたい面がありますが、SEKAI HOTELではチェックインにまつわる一連の体験を通して「日常を楽しむスイッチを入れる」ことを大切に、目標としています。

SEKAI HOTELにご宿泊の際はまちを楽しむ準備であるチェックインも含めて、お楽しみいただければと思います。

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執筆:三谷昂輝


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