毎日笑うおばあちゃんが介護士だけに見せる涙
介護士をしていると
そのお年寄りがこれまで歩んできた人生が
どんな人生だったのか、
なんとなく、予想がつくようになります。
⇒たくさん働いてきたんだな
⇒家族を毎日守ってきたんだな
⇒辛くても笑って乗り越えてきたんだな
そんな中でも
やっぱり断トツに多く感じるのが、
⇒自分の素直な心に、たくさん無理してきたのかな
と感じるお年寄りはすごく多いです。
僕が働いている認知症専門のグループホームにいるあるおばあちゃんは
・いつもニコニコ明るくて
・すすんではきはき家事をして
・みんなが寝るのを待ってから寝て
・誰よりも早く起きて挨拶をする
そんな、明るくて、
イキイキしているおばあちゃんでも
ふと、悲しくなることがあります。
私は、一人ぼっちなの、、
私は、何をしてんねんやろ、、
私は、何のためにがんばってきたんやろ、、
夜勤で一人勤務している僕に
涙ながらに吐露してくれました。
どんなにキラキラしている人も、
どれほど人前にたって、
明るく、強く、ハキハキ話す人も、
どんな人にも必ず "悩み" ってあって。
どんな人でも必ず "寂しい" と
感じる心がある。
もちろん若ければ若いうちに、
素直にありのままで生きられたら最高だけど、
仕事、家庭、自分のプライド、親、時代、
なかなか素直になれなかったりします。
必ず人はみんな、
寂しい という感情がある。
そして、
いざというときに、
本当にしんどいときに、
助けて って言える人をつくっておくこと。
助けて って言わせてあげられる人でいること。
改めて感じました。
どんな人生をおくってきたお年寄りに対しても、
気持ちを委ねさせてあげられる介護士でいたい。
と思いました。
ありがとうございました!!
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