見出し画像

パクられたセールスレターとは

セールスレターをごりごり書いている人には興味が無いと思うので、
セールスレターをこれから書き始める人へ向けて書きます。


Twitterを見ていると「レターをまるまるパクられました」という書き込みが…

あなたも見かけたことあるのでは?


パクられるってわかるということは、一言一句ほぼ同じか、単語が少し変わっているだけで文章の見た目がほぼ同じ。そうでもない限りよほどの自信が無いとパクったとも言いづらいもんです。


モラル的にはNGなわけですけれど、実際パクったコンテンツを公開している人が物凄い売上げを出しているのであればそれは興味深い事実になります。文章だけで誰でも売れるってことですからね。

「パクった」とかなんとか言ってるうちに、本家より伸びたりすることだってありえます。


逆に、パクっても売れないというケースも存在します。


その場合

✅文章以外の要素で売れている
✅パクリ元も実は売れていない

なわけです。文章以外の要素には例えば以下のようなものがあります。

・発信者の独自性
⇒ あの発信者だから購入した

・ビジュアル面 
⇒ 写真がきれいだったり、文字のフォント、色、レイアウト 

・見に来たお客さんの属性 
⇒ お客さんが、そもそもその文章に興味を持ちうる人なのか?全然文章と関係のないお客さんを集めてないか?


このように色んな要素があるわけですが、研究していたり専門的にしている人は効果を研究しています。

例えば、
同じ発信者が同じ属性のお客さんに、写真だけ違う文章を見せる。
同じ発信者が同じ属性のお客さんに、フォントだけ違う文章を見せる。
同じ発信者が同じ属性のお客さんに、レイアウトだけ違う文章を見せる。

など検証して効果を見極めます。写真だけ変えたらこんなに売り上げ変わったとか。フォント変えたけどほとんど売り上げ変わらないなとか。


このような調査は日々行われており、時代の流れで多少変化はします。
ただし、基本的には人間が文章を読む以上ほとんど変わらない部分は存在します。多くの専門家や研究者の膨大な調査時間を経ながら、先人たちは型にまとめました。


多くの時間を再度あなたが検証するのは時間の無駄です。
検証するにしても、学んでからでも遅くはありません。


あなたは普通のライターかもしれませんし、もしかしたら優秀なライターかもしれません。


であればあるほど過去の型は学んで理解して、その後に更なる良いレターの探究をしてください。もしくは稼いだお金であなた自身の豊かな経験と交換してください。



では型を紹介します。今回の型はセールスレターの1つの型になります。


セールスレターのパーツ全体像紹介

セールスレターは、基本15個のパーツからなります。
(※6以降は全てボディコピー内の要素なので一段ずらしてます。)

✅1.プリヘッド
✅2.キャッチコピー
✅3.デッキコピー
✅4.リード
✅5.ボディコピー
  ✅6.サブヘッド
  ✅7.ラポール
  ✅8.バレット
  ✅9.信頼
  ✅10.推薦
  ✅11.価値の証明
  ✅12.リスクリバーサル
  ✅13.特典
  ✅14.行動喚起
  ✅15.追伸

セールスレターのパーツ全体像

結構多いように見えますが、この構造が判っていると普段レターで見かける文章たちがどの役割を担っているのかわかりやすくなります。


基本的にはお客さんの心の流れをサポートするという気持ちで読み解きましょう。


料理で言えば、懐石料理とかコース料理みたいな感じですね。

お客さんの欲しいタイミングで欲しいものを出す。

前菜で興味を引き、食欲出てきたころに、メイン、デザートへと。

こってりした料理のあとにはさっぱりした料理。

全てはメインを盛り上げるため。繋がりがあります。


では本題に戻ります。


セールスレターのパーツとお客さんの心の流れ

1~3(プリヘッド~デッキコピーまで)

この部分は、お客さんの興味を引く段階です。
ただし、プリヘッドに読んでほしい人の属性を書いてあげることで親切さが増します。

「あっ、自分が読むべきものかも」 と思ってもらえれば合格です。


4、5(リード、ボディーコピー)

リード部分で改めて「こういう人にこういうものを提供するよ」と要約します。一応納得し期待しつつも、お客さんは不安だし懐疑的な気持ちでいます

なのでボディーコピー部分で 不安をひとつひとつ 取り除いていきます


ボディコピーの中味

6~10(サブヘッド~推薦)

・お客さんの悩みを定義し、あなたは理解者だと分かってもらいます。
・放置したらどんな悲惨になるか、解決したらどんな素晴らしさが待っているかを示します。
・変化する方法があって、実際に変化した人がいることを示します。
・その方法を示します。

お客さんは、共感してくれているあなたから悩みの解決手段と素敵な未来を手にする方法を欲しいと感じます。ただ、その価格も少し気になっています。


11~13(価値の証明~特典)

ここで、あなたの商品の価格を示し、それがもたらす価値を示します。
ただ不安なので、返金保証つけたり、魅力的な特典を付けたりします。
お客さんは得られるものに対して、リスクが低い、もしくは存在しないことを理解します。


14、15(行動喚起、追伸)

ここでは、具体的な購入方法を分かりやすく提示します。
いわゆる【購入はここから】みたいに、どこをクリックすればいいかが判ればOKです。

お客さんもここ押せばいいんだなとわかります。

追伸の役割は2つあります。
✅これまで読んできた人にとっての復習・まとめの意味
✅いきなり追伸に来た人のため

ある程度読んできた人は、再度概要を確認し覚悟した上で購入できます。

いきなり追伸に来た人。これわかりますか?
あなたもばーーーーーっと下の方にスクロールしながら読むことありますよね。人によっては、追伸だけ見て購入という人もいます。


まとめ

以上セールスレターのパーツとお客さんの心理を全体的に解説しました。

自分でパーツを意識して実際に書きましょう。同時に世の中にあるレターを上記のパーツに照らし合わせてみてみましょう。

自分で書きながら、他人のいい部分を取り入れながらレターを完成させましょう。完璧でなくていいです。完成から始めましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?