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なぜライティングを学ぶ前にこれをやらないのか?

分かりやすい文章について意識したことがある人なら、PREP法という言葉を聞いたことがあるでしょう。

いわゆる文章の型です。
もしあなたがライティングを学んでるとしたら、PREP法のほかにも色々な型や技術に関する知識を得ていることでしょう。


今回の話は、「PREP法を使う以前に」または「ライティング技術を駆使する以前に」あなたはこれ出来てますか?ということをお伝えします。


読む人によっては、大きく収益が変わってくる内容です。基本です。


これを知らずに、ライティング技術を駆使しても効果は薄まったまま。せっかく学んだ知識から最大限の効果を得るためにも、今回の話は最後まで読んでください。


読んだ方がいい人

✅なんか自分の文章が嫌いな人
✅自分の文章が判りづらい気がする人
✅文章書くのに時間がかかる人
✅文章で売り上げを少しでも上げたい人

読まなくてもいい人

既に文章を駆使して成果を出している人は読まなくてもいいです。どうしても自分の文章にしっくり来ていないあなただけは読んでください。



文章を書くときに準備する2つのもの


文章を書くときに準備するものは2つだけあります。

【テーマ】と【要素】です。

たったこれだけです。


まず【テーマ】ですが・・・

テーマは必ず設定してください。絶対です。

テーマは必ず設定してください。絶対です。

テーマは必ず設定してください。絶対です。

このくらい重要です。


たとえば、この文章のテーマは、

『ライティングを学んでる人が、前提として知っておくべきことを伝える』です。


次に準備するのは【要素】です。

要素とは伝えたいことの集まりです。

やり方は簡単。あなたの頭にある、伝えたいことを箇条書きにするだけ。

重複しても何でもいいのであなたの頭からどんどん出してください。書きまくってください。”最初に”出来るだけ出すのがポイントです。

あなたの文章の構成がうまくいっていないのは、

✅言いたいことが色々あるけど、手持ちの情報の全体像が把握できていない。
✅文章を書きながら思いついたことを、流れに任せて書いてしまう。
✅言いたいことがあちこち飛んでしまう。

と言ったことが挙げられます。

書いてる段階で、あれも書きたいなこれも書きたいなと出てきてしまうと自分自身が迷子になってしまいます。


「途中で大事なこと思い出したら?」 とか突っ込まれそうですが、そしたら構成から一度見直すべきです。上手く追加で済むこともあるでしょうし、大きく変更をする方が良い場合もあります。

すべて読者が読みやすくするためです。粘りましょう。


なので、
文章を書く前にまずは伝えたいことを箇条書きで羅列していってください。


少しテクニック的な話になりますが、箇条書きにする際のポイントをお伝えします。

・5W1Hを確認する

です。
特に事実系の内容を記事にする場合は、5W1Hを確認することで抜けている情報を追加することができます。もちろん全て揃わないことはありますが、ひととおり確認してみましょう。

なんで?(WHY)が結構抜けていることがあります。


と書いてきましたが、これで準備はおしまいです。



2つのものが準備できたら

テーマと要素が揃ったら…

次にやることは【分類】と【経路の決定】です。


今の状態を図にすると以下のようになります。
テーマまでの途中に、色んな重要度の要素が散らばっています。

テーマまで行きたいけど、途中に色んな要素が・・・

図の円の大きさは、あなたの伝えたい度合いに応じているとしてください。

小さな要素を【分類】して、要素を使う順番つまり【経路を決定】しましょう。イメージは次の通りです。

関連する要素同士をつないで、あとはどの順番で説明してテーマ(ゴール)にたどり着くか。

これが決まれば完了です。

あとはこの設計図通りに文章を並べていけば基本的な文章が完成します。


慣れている人はこういった作業を同時並行で行っていくので、早くて分かりやすい文章を書くことができます。



いかがでしたでしょうか?意外とシンプルですよね。
以上を基本として鍛錬を進めていってください。



やってしまいがちな3つのミス

ここまで基本的な文書の作り方を説明しました。補足的な部分もありますが、ここでは文章構成時にやってしまいがちなミスについて説明します。

1つ目のミス

先ほど、重要度を分けた要素を線でつなぎました。

便宜上、要素は"すべて"線でつなぎ、重要な要素も"すべて"通りました。


これはあくまで、あなたの出した要素がテーマを語る上で必要な場合です。

関係はあるけどいらないもの、説明の流れに合わないものも当然含まれるでしょう。その場合

テーマに役立たないものは思い切って捨てましょう

折角出した要素なので勿体ないと思うこともありますが、その点は思い切りが大事です。


2つ目のミス

文章の肉付け後に文章を見返さない。

大きな流れ・順番はできたので、細かい部分に肉付けをしていきます。そうした中で、細かい要素間で文章の順番を変えたほうが読みやすいことはあります。これはきちんと見返して修正していくことが読者の読みやすさのためになります。


3つ目のミス

文章を完成させずに手を止める。

細かい点を気にするあまり、文章を完成させずに時間をかけてしまう人がいます。まずは構成を決めたのであれば一気に書き切りましょう。その上で細部をつけ足したり修正をしていくようにしましょう。


まとめ

ここまでの復習としてポイントを説明します。

・ライティングの効果を最大限生かすために、準備をしましょう。
・準備するものは、「テーマ」と「要素」です。
・テーマは必ず最初にきめましょう。
・要素は箇条書きにして、頭の中にあるものを全て出しましょう。
・要素の重要度を決め、テーマ説明のために最適な順番を決めましょう。

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