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1分以内で悩みを解決してくれる人

思考について少し調べていた時のこと。
割と好きな情報に出会ったので紹介します。

普段生活しているなかで、あなたにも何かしら悩みがあるでしょう。

たとえば何かを決断できない悩みがあるとする。

どんなに迷ったところで所詮先延ばし、決断なんて時間をかけてもかけなくても大差ないという研究結果も聞きますよね。

でもこの考えには隠れた前提がある。

それは選択ミスが別方法で取り戻せるってことかと。

不可逆で後戻り出来ない選択肢を選んだら間違いなく復帰できません。高いところからジャンプする場合も、あらかじめ体にとって大丈夫な高さを知っていれば安心して跳べるし、体も大丈夫です。でも知らずに一か八かで限界越えた高さから飛んだら怪我確定です。

だから出来れば考えて決断したい。


今のは例えばなし。だけど、あらかじめ知っていれば回避できるようになるってのが今回の話です。


即断即決にはあれが必要

即断・即決出来ないことって、実は常日頃考えていたら自分の中に正解が出来上がってきて決断できるんです。

普段から深く思考してるスポーツ選手や経営者ってインタビュー受けたときに明確な答を持ってる場合が多いですよね。

常に自問自答して考えてるから自分の中に一定の答がある。だから聞かれてもすぐ自信をもって答えられる。

もちろんその答は、あくまで現時点の答なので変化したり高次元にブラッシュアップされることもあります。

思考が浅いひとから深いひとになる

人間の活動はほぼ相対的なものなので、思考だって同じ。思考の浅いひとを探せばキリがないし、深いひとをさがしてもキリがない。あなた自身が以前よりも深い思考ができるようになることが大事ですね。

大手コンサルで思考を磨いたかたが薦めている方法をご紹介します。

やりかたはこれだ。

■具体的な手順
①A4の紙を用意
② 紙を横向きにします。
   左上に【テーマ】右上に【日付】を記載。
テーマは悩んでることでも何でもいいです。書いたらアンダーラインを引きましょう。

③テーマに関して頭に思い付いたことを箇条書きで書いていく。ただし、1分間。
箇条書きは4~6項目で、ひと項目20~30文字程度。
考えずに頭に浮かんだことを本心のまま書きなぐるのが正解。
だから1分で書く。考えてたら時間なくなるよね?

④これを1日10回行う。
  テーマは偏ったりするけど気にしない。あなたが気になってることなのだから。
場合によっては、箇条書きで出たものからひとつ選んで深掘りするのもあり。

⑤紙をクリアファイルに分類。
 クリアファイルは5種類で分類は以下
将来、コミュニケーション、チーム、情報、アイデア

⑥ 期間をおいて(3ヶ月)見直す。
   自分の思考の傾向や解決していった流れを振り返ることができる。

なぜ思考が深まるのか

今回紹介した方法は脳みそにとってみれば、コンピューターのクリーンアップに似た効果がある。

人の脳は常に大量のデータを処理しつづけている。脳で考えてることを紙に書き出すことにより、脳の仕事を減らしてあげられる。また自分にとっても文字として目に見えるので冷静に受け止めて判断しやすい。

脳って情報を都合良く改変しちゃうから紙に証拠を刻み込むのは物凄い大事。目標も紙に書けっていうでしょ。

脳の負荷を下げるといえば、たとえば飲食店。ウエイターが複数の客の注文を覚えながら仕事する感じに似ている。注文を覚えるのが得意とか慣れまくって余裕とかであればまだいい。もし注文を紙や機械に記録しないとすれば脳に『注文を覚えておく』というタスクをおわせたまま他の業務をこなすことになる。
注文を紙などに書き出してしまえば、脳は注文の呪縛から解き放たれ、忘れてもオッケーになるので、他の業務に全力を注げるわけです。

仕事でも似たようなもんで、不平不満を紙に書き出してるひともいるようです。

例として、お客さんから何か言われたときを深掘りします。

お客さんから何か言われた瞬間、つまりあなたは言葉という情報を受けとったことになります。情報を受けたことであなたの中に感情がわき起こる。という流れです。人によっては気にしたり気にしなかったり。不平不満を下記連ねてスッキリし、冷静に対処したり。

フローにすると以下のようになります

情報→A感情→B思考→C整理→D仮説→E解決

人によってどの段階まで到達できるか差が出ます。もちろん同じ人でも、課題や経験によって到達できる部分は変わります。

ちなみに各到達地点とその人の状態は以下。

Aで脱落する人→がまんしちゃう人
Bで脱落する人→もやもやしてる人
Cで脱落する人→堂々めぐり人
D      →頭いい人
E      →出来る人

悩みを紙に書くとスッキリするひともいるように、今回の手法は、問題を言語化・細分化して解決するという手法の1つと考えられます。

特徴的なポイントは、短時間で繰り返し書くことで自分がしらずしらずのうちに気にしていた潜在的な部分にフォーカスできているところでしょうか。

パレートの法則を考えれば、大きな要因から潰していくのは当たり前のことです。ただ潜在的な気持ちはあまり順番で並べることはないので切り口が素敵ですね。

これ読んでるひとのほとんどはA4の紙にテーマを書きなぐるなんて実践しないと思います。ただ熱心なかたはやると思うので実践した人はコメント下さい。お話聞きたいです。

ライティングでの活かしかた

今回の話って、脳を良い状態に保つには効果がある。この手法、ライティングに応用出来ないかなと考えてみました。

ライティングでも使えそうな部分では、読者の『悩み出し』や『ベネフィット出し』かなと。2,3段階深ぼれば、面白い訴求が出来そう。なぜなぜ分析で5回深ぼるのと近いけど、即興ってとこでより本能で反応しちゃう訴求ができそうだなと。

アイデアは三上(乗り物、トイレ、枕)で出やすいので、常にA4の紙持ち歩きましょう。

スマホやタブレットや小さいノートじゃあダメダメ。邪魔だけど。

思考が狭まるから。

考えないよりはいいだろと思いつつ、ちゃんと先人のアドバイスには従いましょう。

それでは



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