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子どもが靴を片付けない。どうする? 3/3完

エピソード『子どもが靴を片付けない』
本日は全3回のうちの完結編。【やってみる】です!

初回はこちら(1回目)
前回はこちら(2回目)

やってみよう!と思うけど・・・なかなか。

【気持ちに寄り添う】【子どもの立場で考える】
をやってみて、いかがだったでしょうか。

ここまでで何をして頂いたかというと、
これまでの自分を振り返る
ということをしていただきました。何か感じることはあったでしょうか。

ここからが重要です。
自分を振り返った後に、行動を変えなければ何も変化しません。

というと「めんどくさいなぁ・・・」となる方や
「なにを偉そうに」と思われる方もきっといらっしゃるはず。

ほんと、めんどくさいですよね。。。
変化するのって、痛みや重さがあって僕も苦手です。
偉そうに書いてる僕ですが、正直ぜんぜんできてません(笑)
でもそんな自分自身にすらOKを出すように心がけてます。
じゃないと、そもそも辛いですから。

それでも、何かを変えないとこの世界は変化しないようにできています。
量子力学で考えると、イメージしただけで変化は起こるそうですが、
具体的に行動を変えた方が、現実化しやすいように感じます。

【やってみる】のコツ

3つのコツを書いてみます。

・どんな小さなことでもいいので、1つだけやってみる。変えてみる。
・失敗したりうまくいかなかったとしても、「当然!」
・自分を責めず、行動した(考えた)自分を褒めまくる!

これを元に、行動してみてください。

「変えない」という結論に至った方。
それはそれでOKです。変えないとしても、あなたがあなた自身を振り返ったこと自体に大きな意味があります。

ご参考に、僕自身の事例の続きです。

【保育園の玄関③】
心の中のモヤモヤや違和感は、やはり自分の本音だと気がついた。
本音では、「靴を並べるかどうか」など大したことではなかった。もちろん、バラバラになっていてもどうでもいいとは思わないし、必要に応じて自分で気がついて整える子になったらという願いもある。しかしそれよりも、もっと他に向き合いたい大事なポイントが保育の中でたくさんあった。

僕が実際にとった手法については割愛するが、子どもたちはみんながみんな靴を片付けるようにはならなかった。しかし人によっては。または場合によっては片付けたりするようにもなった。

ある日、足の踏み場もない玄関を見て、ひとりの3歳の子が全員の靴を綺麗にしまっているのを見て驚いた。「どうして片付けてるの?」と聞いてみると、「だって靴がなくなったらみんな困るでしょ?」と言っていた。まだまだ靴の保育は終わっていないし、これからも続けていきたいと思っている。

今日の質問

この三回を踏まえて、今日の質問は2つです。

①『靴を片付けない』お子さんの姿に対して、あなたがとる行動を変えますか?または何か新しい行動を起こしますか?

②もし行動を変えるとき。または変えないとき。その結論に至った理由は何だと感じますか。お子さんとの関係性にどんな想いを抱いて、どんなビジョンでその決断をされたでしょうか。

初回はこちら(1回目)
前回はこちら(2回目)

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執筆者は、森のようちえん『さんさんぽ』を主催している
保育士さんたこと、ひがしなおやです。

・自分のことが大好きな子に。
・ありのままのその子に。
・自分事で考え、自分で決め、自分で動く子に。

そんな願いを込めて、保育にあたっています。
『さんさんぽ』は横浜市近郊にて、週四日開催を目指し園児募集中です。
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