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半分死んでる。
こんにちは、セジマールです。
前回お話した体内で唯一、血糖値を下げる働きをするホルモンってなんだったか覚えてますか?
そう、インスリンです。
今回はそのインスリンを出す臓器「膵臓(すいぞう)」のお話です。
膵臓のランゲルハンス島(←別に覚えなくていいいです)というところにβ(ベータ)細胞というインスリンを出す細胞達がいます。
このβ細胞君達なんですが、とても頑張り屋さんで過酷な労働環境でも文句を言わず昼夜働き続けてくれるんです。死ぬまで。
ん?死ぬまで?
そう、β細胞君は働き続けて働き続けて、密かに息を引き取っていくんです。誰も気づかないまま。。。
そして真面目なβ細胞君達は仲間が死んで少なくなってもそれを補おうと必死で働きます。
そして、ついに仲間が半分いなくなった時、、、ついに限界が来て血糖値を下げることが出来なくなります。そして糖尿病へ、、、
つまり、糖尿病だと診断された時にはすでにβ細胞の半分が死滅しているんです。
ここが糖尿病の怖いところで、「糖尿病は治らない」と言われる所以(ゆえん)です。
現段階では一度死滅したβ細胞が復活することはないと言われています。(研究はされていますが)
今自分の身体にβ細胞君達がどれだけ残っているかということは直接知る術がないので日々の生活習慣を正し、定期的な健康チェックを欠かさないことが将来糖尿病にならないコツです。
今一度、ご自身の生活習慣を見直しましょう。
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