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学びを習慣にする:キャリア初期10年の成長戦略

こんにちは、ミライフのせじまです。過ごしやすく、新しいことを始めたくなる季節になりましたね。
私は今年、社会人10年目の代です。10年目にして「学びって楽しくやるとすごく吸収しやすいんだな」(後述します)ということに気づいたので、「学び」にまつわることを書いてみます。

キャリア初期の学びの重要性

キャリアの最初の10年間は、社会人ロードマップからみても土台を作る大事な時期です。内容というよりも「学ぶ習慣」を身につけられているかどうかが差をつける時期です。
しかし、「学びたいけれど、どう学んだらいいかわからない」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。この記事では、そんな悩みを解決するために、自分にもできそう、やってみたいという意欲を引き出す考え方を紹介します。

学びを仕事に直結させる

キャリア初期は、仕事自体が初めての経験だし、目の前のことに取り組んでいくので精一杯だよ…ということも多いかもしれません。そもそも「学ぶ」ことのプライオリティをあげること自体が重要ですよね。こんなことをヒントにしてみてください。

  • チャレンジングな環境にまず飛び込む:プロジェクトや転職など、飛び込んでから学びをスタートさせると、「重要性」と「緊急性」が一気に高まるので、吸収力がとても高まります。

  • 業務と関連したテーマを選ぶ:実務能力を向上させてくれる講座から選ぶと、最初にメリットを感じられるので通い続け易くなります。

  • 上司や同僚の真似をする:同じ環境に働く人が得ている学びは、自分の参考になることが多いです。学び上手な人からヒントを得てみましょう。

私の学び史

参考までに、私の学んだ履歴を載せてみます。(本や資格勉強は抜いて、有料かつ休日を利用する必要があるものにしています)

グロービス大学院単科(クリティカルシンキング/マーケティング・経営戦略基礎) 各12万くらい

社会人4年目で管理職に昇進させてもらったときに、「圧倒的にロジカルさが足りない!」「自分が言いたいことがまとまらないのに人を動かせるのか?」という危機感があり、通うことを決めました。
クリティカルシンキングはまさにこの課題にヒットするものであり、「網羅的に考えるやり方」「批判に備えた伝え方」を体系立てて教えてくれ、ビジネススキルの基礎になったなと思います。
また、周りに部長クラスやマーケティング部門の方も多く、思考体力を持っている方とディスカッションできたのも貴重でした。ちなみに、私はとにかく発言だけはしまくっており、周りの年上の方々は発言が苦手な方も多く、「口火を切る」ことでクラスの雰囲気作りに貢献できたので、『これって価値になるんだなあ』と気づけたのも学びでした。

NLPコーチングスクール(プラクティショナー・マスター) 合わせて100万くらい

ミライフに入ってから初めての大型投資でした!人と向き合うキャリアアドバイザーの仕事をするなかで、「コーチング」は絶対にやったほうが良いなと思っていました。ただ、私は若干天邪鬼なので、みんなが通っているコーチングスクールと違うものに通ってみたいなと考え、「神経学」と「心理学」を掛け合わせたNLPコーチングを選択しました。
NLPコーチングのユニークなところは、「1を10にする」というコーチングの一般的な価値だけではなく、「マイナスを0にする」というところから関われるところ。トラウマや深層心理の恐怖を安らげ、新しい一歩を踏み出せるようになります。
最初は、人に提供したいという気持ちで学び始めたのですが、いつしか自分自身のトラウマや痛みに向き合い、通うごとにどんどんポジティブになっていきました。それは周りも同じで、最初はおどおどと大人しかった周囲のメンバーが、最終日に堂々と素晴らしいコーチング・プレゼンテーションを行っている様子を見て、めちゃくちゃ感動したのを今でも覚えています。(人ってこんなに変わるんだと感じられた瞬間でした

クリエイティブシンキング(紹介制) 30万くらい

コーチングで人への理解を深めた後、逆張りで、「事業」や「構造化スキル」を学びたいと思うようになりました。
偶然、ミライフメンバーが受けていた講座の最終発表会に遊びにいったら、社会課題を独自のフレームワークを用いてわかりやすく分析し、イノベーティブな解決策を提示しているのを目の当たりにし、「これは求めていたものだ!!」と感じることができ、次の期にすぐ申し込みました。
紹介制だからなのか、とにかく気持ちの良い受講生が集まり、必死になって世の中について学び、課題に向き合う姿勢を醸成しました。授業ではとにかく、「構造化してものごとをみること」「偏重せずに循環した状態を理想とすること」を徹底的に教えられ、自分の認知力自体に変化を感じました。これは、自分自身が所属する事業・組織を眺めるときにもとても役に立っています。

番外編:ミネルバプロジェクト(会社投資で参加させていただいた講座)
ミライフマネージャー全員で、次世代リーダーシップ研修に参加させてもらったこともあります。海外文献の読み説きや大量の課題があり、今までで一番大変だったかもしれない。。笑
マネージャー全員で同じ講座に通うことで、会社の課題について語りやすくなった価値を感じました!

楽しく学ぶことの効果

最近は有料講座は通っていないのですが、とあるAI活用の勉強会に参加しています。この勉強会は、毎回どっかんどっかん笑いが起きる勉強会です。
当初まったく生成AIを使っていなかった私ですが、ほぼ今毎日使っていたり、新しいサービスにできないか検討をしていたりします。学びの楽しさや仲間と一緒に学ぶ楽しさが、学びの効果や持続性を高めると感じています。
「苦しくなくちゃ努力じゃない!」と考える風習もありますが、個人的には「楽しさから入る、好奇心のままにやってみる」ほうが学びの効果も持続性も高いなと感じています。

キャリア10年以内の学び方は、多くの可能性を秘めています。ぜひ、自分が楽しいと思える学び方を見つけ、学び続けることで、将来のキャリアに大きな影響を与えてください。
最初の一歩を踏み出す勇気を持って、学びの旅を楽しんでくださいね!


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