一からわかる上手な新聞の読み方
中高生の皆さん、受験対策で新聞を読むのは非常に重要です。
社会人の皆さん、新聞を読んで見聞を広めている人ほど出世していませんか
ですが、新聞を見ても文字が多くて読みにくい。
分からない言葉が多い。面白くない。
などの意見があります。
ですが、新聞は上手に読めば面白いし、わかりやすいのです。
つまり、上手な新聞の読み方さえわかればいいことずくめなのです。
この記事では(1/7)の読売新聞を参考に解説しています。
その前になぜ今新聞を読むのが重要なのか
ネットニュースなどにはデマ、いわゆるフェイクニュースがあります。
そのうえ、新聞などは校閲と呼ばれる文法のミスがないか確認する作業があります。
しかし、ネットニュースなどにはそれがありません。
つまり、間違った日本語を広めている可能性があります。
それらのことから今、校閲の作業がある新聞の重要性が高いのです。
本日の要点
①まずは表紙を読め! ②新聞嫌いはコラムを読め! ③社説で新しい見方
①まずは表紙を読め
新聞の文字数は約20万字、原稿用紙500枚分です。
それを全部読むのはほぼ不可能です。
もし、あなたが編集者だとして、重要なニュースはどこに書きますか?
おそらく、目立つページに書くと思います。
目立つページは、やはり最初のページ(1面)ですよね。
つまり、1面を読めば重要なニュースや基本的なことはわかるということです。
では今日(1/7)の読売新聞の1面はどうでしょうか。
「沖縄・広島・山口 まん延防止 政府きょう決定 9日から31日」
とても重要なニュースです。
②新聞嫌いはコラムを読め!
でも一面だけでも約8000文字あります。
それを全部読むのは大変ですよね。活字嫌いの人がいきなり原稿用紙20枚分の文を読むのはつらいと思います。
ではコラムを読むのはどうでしょうか。
読売新聞の一面には「編集手帳」というのがあります。
これは原稿用紙一枚分ほどです。なので5分ほどで読むことができます。
ですので、活字嫌いの人も読むことができます。
その他にも、4コマ漫画や、人生案内などもあります。
4コマ漫画は時事ネタや季節も取り入れているので活字嫌いの人にもおすすめです。
ちなみに今日(1/7)は、七草に関する4コマでした。
③社説で新しい見方!
社説を読むとニュースの見方を学ぶことができます。
ニュースは見て終わりではありません。
「アメリカが金融緩和の縮小の発表をしました。」
このニュースを聞いた後、知り合いに「アメリカが金融緩和を縮小するんだって」と言っても、金融緩和って何?で終わってしまいます。
大事なのはその後やそれでどうなるのかです。
「アメリカが金融緩和の縮小をする→アメリカの株価が下がる→日本株も下がる」
という流れが分かります。
これがわかるとニュースを読むのが上手な人です。
じゃあ社説とは何なのか。
社説では、新聞社で働く人の意見を書いています。
ですが、それは決して極端な意見ではなく、世論というのが近いです。
「アメリカが金融緩和の縮小をする→アメリカの株価が下がる→日本株も下がる」という流れが分かっているのだから、政府は景気回復の対策をしなければならない。
このようなものが社説です。
普段のニュースは出来事を淡々と述べるものにすぎません。
新聞は起きたこと、原因、今後起きるであろうことなど、
現代人が失いつつある正しいニュースを理解するのにうってつけです。
もし、新聞を購読している人はぜひいつもより多めに読んでください。
購読してない人は、コンビニなどでも販売しているので是非買って読んでみてください。
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。
是非ほかの記事もお読みください。
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