一からわかる株と経済Ⅰ

本日（1/6）日経平均株価が800円下げとなりました。
ですが、株をやっていない人からすれば、株価ってなんやねん？と

私も、この前まではそうでした。ですが株価も株なども意外と簡単なのです。

今回は　①株とは何か　②株価とは何か　③企業買収とは何か
この3点を解説していきます。

①株とは何か
👤＜株って何ですか？
それを説明するには少したとえ話をしたほうが良いです。
例えば、あなたが商品を開発し、それを販売するために会社を立ち上げたとします。
しかし、その商品を製造するのも、商品を宣伝するのにも、工場を借りるのにもお金がかかります。
つまり、アイディアを思いついても、その商品を販売するには高いハードルがあるのです。
そこで出資を集めるのです。
昨年、話題になった「クラウドファンディング」というものがあります
それと似ています。
あなたの考えた商品が良い商品で売れると思う人があなたに出資
つまり、お金を貸してくれるのです。
もし、あなたの商品が大ヒットすれば、あなたと出資してくれた人がお金をもらう。
もし、商品が不評で売れなかったら、あなたも出資してくれた人もお金がもらえない。

この出資した人に渡すものを「株券」といいます。
そして、大ヒット商品を数多く販売する企業の株は価値が高いです。
例えば1枚100円の株券を買った後、その会社の株の価値が上がり、1枚10000円になったらどうでしょうか。
もし10,000円分（100枚）買っていたら、それは1,000,000の価値があります。
そこでその株券をほかの人に売却すると、あなたは990,000円儲けました。

②株価とは何か
先ほど株券の価値と表現していたものが株価です。
日経平均株価や東証株価指数などは様々な企業の株価の平均や指数のことです。
これらは明日以降解説をしていきます

先日、アメリカのアップルの株価が3兆ドルを超えました。

つまりそれだけ企業の価値が高いということです。

③企業買収とはなにか
買収の話をする前に会社における地位について話します。
大まかに話すと、社員→課長→部長→社長→株を持ってる人
となります。
意外ですよね。
社長より株を持っている人のほうがえらいのです。
ですが株券一枚持っているから社長より偉いのかと言われると微妙なところです
例えば一枚100円の株券を100枚発行しているA社があるとします。
その会社の値段は100円×100枚＝10000円です。
では一枚25,000円の株券を1,000,000枚発行しているB社はどうでしょう
25,000円×1,000,000枚＝25,000,000,000（250億円）となります

この場合、10000円あればA社の株を全部買うことができます。
株を全部保有した場合それは、買収ということになります。
中小企業の場合8割～10割ほどの株を保有している人は社長同等か社長以上の権力を持ちます。
大企業の場合、15%～30%程で社長同等か社長以上。50%以上あれば事実上の買収となります。

しかし、株券の半分ほどは身内が保有している可能性が高いです。

また1枚100円だとして、すべて会社が保有しているのなら100円で売ってくれますが、一般人などが保有する場合一枚100円で売ってくれない可能性があります。
ですから会社の値段が10000円だとしても10000円で買収できるかと言われても、はいとはいえません。

＜まとめ＞
株とは会社に出資をしてくれた人に渡すもの
株価とは株の値段
企業買収とは会社の株を全て一人（一企業）が保有すること。

一部簡略しているため抜けている表現があります。
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