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風穴をあけろ!50歳まだヒットを狙うミュージシャンの軌跡④障害者になっちゃった話(前編) SEiZI/晴志

「自分史」として生誕から小学校低学年までは書かせていただきました。

ここでちょっと休憩?ってわけじゃないけど
現在の自分のことを書かせてもらいます。

タイトルにあるように、現在50歳。
ミュージシャンを続けているものの、実は3年前に障害者になりました。
障害者6級
障害者としては下の方の階級ですが、
両手の親指、人差し指、中指が麻痺して感覚がないのです。

原因はザクっというと「頸椎症」
(詳しいことは後編で書こうと思う)
去年11月、二回目の手術をして、現在は自宅療養リハビリ中。
お医者様からは半年くらいは筋トレや極度な運動、ライブツアーも控えるように言われてます。

コロナに関係なく活動自粛中なのですよ。

さて、両手の指6本が麻痺しててギター弾けるの?って話なんですが・・・

弾いてます!!

3年前、一回目の手術のあと、指に麻痺が残ってしまい、正直、俺の音楽人生は終わった、と思いましたよ。

最初はお箸も持てない。字は今でも書けない(時間がかかる)
でもね、「ピックだけは持てるように」めちゃめちゃリハビリしましたよ。

最初はピック持ってる感覚がないから、ポロポロ、ポロポロ、ピックを落とす。
つらかったなぁ・・・。

そこで、着け爪してみたり、指サックにピックつけたやつを作ってもらったり、あの手この手で試行錯誤。
グルっと回って、やっぱピックがいい。
とにかく、弾いて落とさなくなるまで何カ月もリハビリしましたよ。

しんどかった。

左手は感覚ないけど、目で見てれば意外と普通にできたけど
右手は苦労したな。

二回目の手術後の今も障害は残ったまんまだけど
ピックは落とさなくなったよ。

病気をして一番得たことは「すべて受け入れる」ってこと。

指が無くなったわけではない。
声もでる。

だからこのまま、ギター弾いて歌っていこうと思うのだ。

さて、病気や手術のことは後編で書こうと思う。
今の俺の首はこんな感じの「サイボーグ状態」なのだ。

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後ろはプレート5枚とボルト20本。
前には固定の人工椎間板。

なんで、こんなことになったか?
それはまた「後編」にて・・・。

ちなみに、下↓のミュージックビデオは二回目の手術前に撮影したものです。

どうしても手術前に残したかったんだよね。


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