毎日読書など日記・1986日目

2021年2月10日水曜日・晴れ・微風・やや寒

朝TV「きょうのわんこレジェンド」、見る。『蹲る骨』(イアン・ランキン)、読まず。

『小松とうさちゃん』(絲山秋子、河出文庫2019年)、会話が多く読みやすい。今まで知らなかった面白さの予感といつかどこかで見た事のあるテレビドラマのような既視感がある。

『炎と血 Ⅰ』(ジョージ・R・R・マーティン、酒井昭伸・他・訳、早川書房)、久しぶりに続きを読む。

『古典籍の世界を旅する お宝発掘の目利きの力』(八木正自、平凡社新書20121年1月)、「はじめに」を読む。

『新潮 2021年3月号』(新潮社)、「永久保存大特集」というタイトルの「創る人52人の「2020コロナ禍」日記リレー」から読み始める。筒井康隆、町屋良平、松田青子、ブレイディみかこ、柴崎友香と続く。103ページまである。

『群像 2021年3月号』(講談社)、「第三の新人」に関する部分は「小特集」という扱いだった。「日常の再発見に向けてー「第三の新人」を読むために」(山本貴光)をまず読む。64ページから96ページまである堂々たる長編評論で素晴らしい出来だ。『群像』自体もすばらしいというか凄いというか。全体的には文芸誌というよりも小説も読める現代の日本や世界に関する新たな評論誌の趣で、圧倒的な的な612ページでも足りないかのようだ。最近の大ニュースを予言する文章もいくつかあり、とても生き生きしている。

卓球をする日。主にYGサーブの練習をする。すくい上げるYGとコンパクトなYGを明確に区別して打つことができない。質の良いボールを打とうとすると相変わらずネット直撃になる。

おわり



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