最後の日に、泣けるか?
おはようございます。せいちんです。
あっと言う間に2月が過ぎ去った。
まるで、時間が意志をもっているかのように早い。
この時期になると、担任している子どもたちと過ごす日を、心の中でカウントダウンする。
みなさんは、この1ヶ月のカウントダウンをどのような気持ちで行っているだろうか?
過去の悲しい思い出
どんな理由にせよ、奇跡的な確率で一緒に過ごすことになったメンバーだ。
それにも関わらず、過去には「あと◯日で解放される。」と考えてしまうことがあった。
最後の日のホームルーム、「みなさん、次の学年でも頑張ってください。ありがとう。」と気持ちのこもってない、乾いた言葉が口からでる。
涙はない。ひどくあっさりとした最後だった。
新年度、クラスが変わってから、廊下や運動場ですれ違うとき、「おはよう!」と声をかけた。
しかし、返事が返ってこない子。こちらを見ながら、コソコソと何かを話し、嫌な爆笑をしている子たちもいた。
いつしかぼくは、その子たちとすれ違っても「おはよう」とあいさつができなくなった。
遠くに見えると、すれ違わないようにするようになった。
もうあんな思いはしたくない
世の中には、合う人と合わない人がいる。それは、誰もが知る事実だ。
そうは言っても、せっかく1年間共に過ごしたメンバーを、さけなくちゃならない関係なんて、悲しすぎる。
だけどこの経験は、考え方に大きく影響を与えた。もうあんな思いはしたくない。
最後の日に、泣けるか?
細かい指導の方法は様々だが、大きな目標ができた。「最後の日に、泣けるか?」
そのために、大切なことは何なのか。
・常に学び続ける。
・正しさより楽しさを最優先する。
・コミュニケーション肯定8:否定2を意識する。
・信じて、任せて、認める。
人は、何を言うかよりも、誰が言うかを大切にする。まずは、人間関係が土台に必要だ。
今年度担任している子どもたちとも、「ありがとう。このクラスで一緒に過ごせてよかった。」と心から言えて、泣けるように、今を生きる。
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