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エンジニア転職において、実はマイナスになる要素4選 #退職 #転職 #採用

こんにちは。BugFix LLC エンジニアのセイトです。

今回はエンジニアが転職する上で、「これをしてしまうとキャリアにヒビが入るからやめておいたほうがいい」ということを4つご紹介したいと思います。

僕は普段、エンジニアの方からDMで相談をいただくことはもちろん、企業から「こういう人材が欲しいのですが、良い人いないですか?」のような相談をいただくことが多いため、企業側のニーズを知る機会がそれなりにあります。

皆さんは、彼らのニーズの中には表に出せる情報とそうでない情報が明確にあることをご存知でしょうか?

法律上、性別や年齢の制限を募集要項に含めてはいけないので、表に出せる情報にはそういった情報は入っていません。
しかし、「正直どういう人材が欲しいですか?」「NG条件はありますか?」等を企業側に尋ねると、「実はこういう人はNGでお願いしたいです」のような回答をこっそりもらうのが実際のところです。

回答の中には「まぁそうだよね」と納得できるものもあれば「意外とそういうのだめなんだ!」と思う情報もあり、現役のエンジニアはもちろん、未経験からエンジニアになるという方にも両方当てはまることかなと思います。

今この記事をご覧いただいている皆さんも、今後転職する機会があると思いますので、ぜひ今回ご紹介する内容を頭の片隅に留めておいて欲しいなと思います。

それではぜひ最後までご覧ください!

①短期離職

現役エンジニアも、未経験でこれからエンジニアになるという方にも当てはまりますが、これまでの仕事を気軽に短期間で何度も辞めている場合、「この人はジョブホッパーなのかな?」と思われてしまいます。

ジョブホッパーとは、転職をコロコロ繰り返して色々な会社を転々とするような人のことを指しますが、これはあまり印象が良くありません。
というのも、転職回数が多かったり在職期間が短かったりすると、「一つ一つの仕事に対してあまり責任感を持ってやれないのではないだろうか?」「中途半端なところで投げ出したりしないだろうか?」という懸念を企業側が抱いてしまうからです。

今の日本では、雇用者よりも労働者の方が権利が強いです。
たとえプロジェクトのリリース直前期やプロジェクトがピンチの状況であっても、労働者が「辞めます」と言ったら辞めることができてしまうので、そういったことのないように責任感を持って仕事をしてくれる人材を企業側は求めています。

そのため、転職回数が少ない人や、在籍期間が長い人の方が、真面目に仕事をしてくれるという印象を持ってもらいやすいです。

具体的に短期離職と呼べるラインとしては、「直近1年以内」とよく言われます。
「今、転職しようと思っています」あるいは「会社を辞めたので次の仕事を探しています」という人が、現職もしくは前職の勤務期間が1年以内の場合、この短期離職の条件に引っかかります。

転職回数については年齢にもよりますが、新卒でエンジニアになって30歳くらいだとしたら、3回がギリギリかなと思います。
4回だとグレー、5回だと完全にアウトという印象です。

※会社都合(会社が倒産してしまったり、契約期間が満了、開発の仕事がなくなったなど)の場合はこの条件に当てはまらないので書類でしっかり理由を述べておくと◎です。

面接では辞めた理由を絶対に聞かれますので、転職回数が多くてもそこで明確に正当な理由を答えられる人であれば選考を通過できるでしょう。

②フリーランサー経験が長い

直近がフリーランサー、という人を敬遠する会社が一部あります。

理由は様々ありますが、まず前提として「会社員時代からずば抜けて優秀で、フリーになっても引く手あまただからフリーランサーをしています」という「トップ・オブ・トップのフリーランサー」はそんなにいません。笑(これは完全に僕の主観ですが)

会社組織に馴染めずにフリーランサーになったという人の方が多いです。
そして、フリーランサーに仕事を依頼したことがある企業の中には、「お願いしたものの、中途半端なところで逃げられました」のように痛い思いをしている人事、エンジニア、PMが一定数います。

本当に実力があってフリーランサーとして活躍している人が、何らかの明確な理由があって正社員をもう一回やろうとしている…ということがきちんと分かれば問題ありません。
そこが見えないと「この人は本当に大丈夫なのかな?」と思われてしまいます。

書類が通過したら、面接できちんと「何でフリーランサーをやっていたのか」「何で今回正社員になりたいのか」について、びしっと言えるようになっておくことをオススメします。

③前職で汚い辞め方をする

「①短期離職」の項目でも少し触れましたが、プロジェクトをリリース前なのに辞めてしまうケースが例として挙げられます。
「リリースまで残ってくれませんか?」と言っても、「僕に関係ないですし、労働者の権利なので辞めます」のような、感じの悪い辞め方をする人です。

さらに、論外ですが、以下のようなケースも考えられます。
・辞める時に個人情報を持ち出してばらまく
・クソコードを残して辞める
・データを削除して辞める

こういった悪い辞め方をすると、本当に危ないです。

なぜなら、特にIT業界やWeb業界は横のつながりがたくさんあるからです。
「自分が辞めた会社と次に応募する会社は何の関係もないだろう」と思っていても、「実は昔取引先だった」「実は昔ここで働いていた人がこっちに転職をした」等は大いにあり得る話なので、悪評がバレている可能性があります。

また、海外だと「リファレンスチェック」というものをよくします。
応募先の会社が応募者の前職の同僚に電話をして、応募者の評判を聞いたりするものです。
この際、前職で汚い辞め方をしていた場合、当然その同僚からは「あいつは最悪ですよ!やめておいたほうが良いです!」と言われてしまいます。

リファレンスチェックは海外で当たり前に使われている採用手法ですが、最近は日本でも取り入れられるようになってきました。
これによって、最近は悪事が特にバレやすくなっているので、皆さんもお気を付けください。

④アウトプットがない

僕はこれまで、「未経験からWebエンジニアになりたい方は、ポートフォリオを作らないとそもそも書類が通らないよ!」ということを1億回くらいは言っています。笑
ポートフォリオは未経験の方のポテンシャルや技術絵の興味を見るためにほしいところです。

また中途の場合でもアウトプットを見たい場合があります。
SIerでシステムエンジニアやネットワークエンジニアをしていた方がWeb系に転職したい際、などです。
こういった業界・職種から「Web系のモダンな開発業務に就きたい」と転職を希望する方はしばしばいますが、であればご自身の興味や熱量を示すために個人的に開発しているものやブログ記事など、何かしらの成果は欲しいです。
それがない場合、面接官からすると勉強しているかどうかが分かりませんので、説得力を欠いてしまいます。

さいごに

以上、「エンジニア転職のキャリアにヒビが入ること4選」をご紹介させていただきました!
ここまでご覧いただきありがとうございました。

また、BugFix LLCでは下記のサービスを展開しています。ご興味ある方はぜひ、お気軽にお問い合わせください!

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