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テレビの反響に驚く毎日です。

こんにちは。セイタロウデザインのプロデューサーの小林(@asuca_mcl)です。

気づいたら東京も梅雨入りしてしまいましたが、こないだの週末は久しぶりに復活した「」というフェスに友人たちと行ってきました。毎年行っていたゆるさが最高のフェスなんですが、コロナの影響で3年ぶりの開催でした。

芝生の感触とか、音楽を全身で浴びるという感覚が本当に久しぶりで、とても気持ちがよくて。。少しずつこうやって日常が戻っていくといいな、と感じた週末でした。

というわけで、おととし9月からスタートした企画シリーズ「今月のニュースレターの裏側」vol.13をお送りします!

セイタロウデザインでは、名刺交換をしたクライアント・パートナー会社・メディアの方々に向けて、月に一度ニュースレターを配信しています。
その月にあったニュースから、最近納品・お披露目したプロジェクトをご紹介しているのですが、せっかくなので、これからnoteで、このニュースレターの内容を、個人的なコメントや担当したスタッフのインタビューと一緒にご紹介していこうと思います。

【TOPICS_1】山崎がワタナベエンターテインメントに文化人として所属することになりました。

代表の山崎が、ワタナベエンターテインメントに文化人として所属することになりました。「デザインで社会を変えたい」という信念のもと活動してきた今までの経験を生かし、また新たなチャレンジをしていく予定です。今後の活動にご注目ください。


情報7daysニュースキャスター」(TBS)の特集で紹介していただいたり、「真相報道 バンキシャ!」(日テレ)でのコメンテーター出演、そして、今夜(6/8 20:30〜)放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)の出演が決まったりと、山崎のメディア出演の機会が増え、放送を見てくださったクライアントやパートナー会社の方から感想をいただいたり、新規のお問い合わせをいただりと、私たちもテレビの反響に驚いている毎日です。

新たな試みになりますが、山崎本人に今の思いを聞いてみました。

Q. 今まで役者、写真、デザイン、アートディレクション、建築、デザイン経営、審査員、オリンピックのクリエイティブアドバイザーなど、チャネルを超えて多様な立場を横断してきましたが、今回の「文化人」という肩書きにはどのような思いを持っていますか?

新しい挑戦だと思っています。デザイナーが文化人として出ていくケースはあまり多くないので、そのチャンスを頂けたことはとても嬉しいです。

今まで様々な業界を横断して活動をしてきました。今回は、初めて一般社会へ接続する試みだと思うので、楽しんで文化人活動をやっていければとは思っています。(山崎)

Q. TBSテレビ「情報7daysニュースキャスター」での特集や、日テレ「真相報道 バンキシャ!」のコメンテーターとして出演されましたが、いかがでしたか?感想を教えてください。

TVの世界は、今までの領域と全く違う世界でした。わからないことだからけで初回はめちゃくちゃ緊張しましたね。

45秒っていうカンペが出るんですが、当然45秒で自分がどのくらいの量を喋れるのかも認識しておらず・・。とにかくここから早く慣れて楽しんでいきたいですね。(山崎)

Q. 今後の活動の展望や意気込みを教えてください。

今は、ありがたいことにいろいろな番組に呼んでいただいているので、きちんと結果を残して活動に弾みをつけられるよう頑張ります。(山崎)

山崎のメディア出演情報は、セイタロウデザインのSNSでもお知らせしていく予定なので是非フォローしてください。

▶︎セイタロウデザインTwitter:@seitarodesign03
セイタロウデザインInstagram:@seitaro_design

また、今後の活動を温かい目で応援していただけたら嬉しいです。


【TOPICS_2】WEBマガジン『ENILNO(エニルノ)』に山崎のインタビュー記事が掲載されました。

株式会社オプテージが運営する、オンラインの向こう側を映すメディア『ENILNO(エニルノ)』に、山崎のインタビュー記事が掲載されました。「アナログとデジタルのあいだ」という連載企画で、リアルとデジタルを越境するデザイン思考の作り方についてお話しています。是非、ご覧ください。

「アナログとデジタルのあいだ」というコーナーで、山崎が普段はあまり話さないようなツールのこと、クリエイティビティの根底などを丁寧に取材していただきました。お時間がある方はぜひ読んでみてください。


【TOPICS_3】WEBメディア『MASHING UP(マッシングアップ)』に山崎が登壇した公開カンファレンスの模様が紹介されました。

株式会社メディアジーンが運営する、インクルーシブな社会を拓くメディア『MASHING UP(マッシングアップ)』に、山崎が登壇した公開カンファレンス「刑務所と協働するソーシャル・イノベーション」の模様が紹介されました。是非、ご覧ください。


次は、最近セイタロウデザインが手がけたプロジェクトをご紹介します。

【WORKS_1】吉本興業ホールディングス株式会社 / 110周年特別公演「伝説の一日」記念チケットデザイン

多くの人気芸人等を輩出してきたお笑い界・演芸界の名門、吉本興業。創業110周年を祝う、10年に一度の特別公演「伝説の一日」の、劇場来場者だけに送られる記念チケットと封筒を制作しました。
この公演の入場は電子チケットが主流ななか、「来場者に記念になるものをお渡ししたい」と、そんな吉本興業のホスピタリティから、110周年に相応しい、豪華で特別感溢れるチケットを目指しました。
チケットはゴールドの箔押しで高級感を出しつつ、110年の厚みを感じるような、重厚感のあるデザインに。封筒は日本画風のレトロなイラストで歴史を演出しました。吉本興業らしさを感じる、お客様への感謝のメッセージが、チケット・封筒それぞれに忍びこまれています。たくさんのお客様に喜んでいただき、SNSで多くの方にシェアされました。

「伝説の一日」は企画を聞いた時から、すごいイベントになりそうだなとワクワクしていましたが、その大事なチケットのデザインを任せていただいたこと、とても嬉しかったです。今回は、アートディレクション・デザインを担当した黒岩に話を聞きました。

Q. 「伝説の一日」は多くのメディアでも紹介され、話題になっていましたが、このプロジェクトに携わった率直な感想を教えてください。

個人的にお笑いが好きなこともあり、まさか関われるとは、と驚きとともに、10年に一度しかない貴重なプロジェクトに携われてとても光栄でした!(黒岩)

Q. 記念チケットの制作にあたって、苦労したことや特に見てほしいこだわりのポイントがあれば教えてください。

来場者がもらって嬉しくなるような特別なものを作りたい、というご要望があったので、印刷にも特別な加工を加えて、こだわったものにしたかったのですが、加工を加える印刷はとにかく時間がかかるので、チケットや封筒のデザイン制作期間が短く、印刷所の方にもたくさん無理をお願いしてなんとか、希望のかたちに叶えてもらいました。チケットの裏面や封筒には吉本興行さんらしさを感じる感謝のメッセージが隠されているので、そちらもぜひ見て欲しいと思います。(黒岩)


【WORKS_2】吉本興業ホールディングス株式会社 / 「THE 10ミニッツ!」ロゴ・キービジュアル・予告動画

吉本興業が手がける、よしもと公式のオンライン配信サービス「FANY」にて配信された無料特別番組「THE 10ミニッツ!」のロゴ、キービジュアルと予告動画を制作しました。
テレビでは3~4分のネタが多いなか、「10分間のここでしか見られない豪華ネタ」という番組コンセプト。タイトルを連想させるデジタル表記の文字をロゴや動画に採用。豪華さを体現する金色に光るリッチなロゴに仕上げました。キービジュアルでは、コピーである「今しか見れない」を表すかのような、MCのお二人の笑いとも、叫びとも、驚きともとれるような、迫力のある表情を採用し、番組や芸人さんの勢いを表現。予告動画では、ニキシー管時計と緊迫感のある音楽で、10分間の緊張感と期待感を演出しました。芸人さんには全員フリーでコメントしていただき、各々のキャラクターらしさが立つようなコメントをチョイスしこだわりました。

こちらも「伝説の一日」のチケットを手がけた黒岩が担当。黒岩は社内でも知られるお笑い好きなので、楽しそうに仕事をしていたのが印象的でした。
企業や商品とは異なる、番組のクリエイティブについての感想を聞いてみました。

Q. 企業や商品のロゴを手掛けることはよくありますが、番組のロゴやキービジュアルを手掛けるのは初めての試みでした。今までと違った点、苦労した点はありますか?

ロゴは映像の上にのることが多いので、より目立つように意識しました。質感も最近は、企業や商品ロゴはフラットな質感が主流なので加工することがほとんどないのですが、今回はその何倍も加工の手数を加えて映像に埋もれないリッチさを加えました。

キービジュアルは元々、芸人さんの宣材写真しか使えないかも、という恐れがあり、それでも成立するようなグラフフィックを出していました。最終的にMCのお二人の撮影が可能になったのですが、お忙しいお二人の合間を縫っての撮影だったので、撮影自体はほんの10分くらいで、駆け足で撮影していただき、カメラマンさんにはほんとに感謝です。MCのお二人もこんな表情でお願いしますとリクエストすると、その何倍もコロコロといろんな表情を作ってくださり、さすが芸人さん!と思いました。(黒岩)

Q. ロゴやキービジュアルを制作するにあたって、特にこだわりのポイントを教えてください。

ロゴにはタイトルを連想させるデジタル表記の文字を採用し、10分をいうキーワードをより印象付けられればと思いました。

キービジュアルでは、MCのお二人の笑いとも、叫びとも、驚きともとれるような、迫力のある表情を採用し、番組や芸人さんの勢いを表現しました。MCのお二人にキービジュアル用にとっていただいた1と0のポーズは番組中でも使われていて、勝手に一番気に入っています。(黒岩)


【WORKS_3】株式会社おもちゃ箱 / コーポレートサイトリニューアル

厳しい認証基準をクリアしたオーガニック製品と、画材・木製玩具を中心としたベビー&キッズ商品を世界各国から輸入し、質の高いオーガニックライフを提案する株式会社おもちゃ箱。人気ブランドを数多く取り扱っている同社の“商品の選定基準“や”消費者に届けたい価値“などを詳しくヒアリングし、企業としての“哲学“や”こだわり“、”強み“を整理。それらをしっかりと伝えるとともに、おもちゃ箱が提供する“上質なオーガニックライフ“を直感的にイメージしてもらえるよう、シンプルでありながら洗練された雰囲気を持ったクリエイティブを意識しています。


弊社のサイトからお問い合わせをいただき、コーポレートサイトのリニューアルをお手伝いすることになったおもちゃ箱さん。取り扱うオーガニック商品へのこだわりと愛情がとても強く、私たちもプロジェクトをご一緒する中で、勉強になることや心を動かされることが沢山ありました。

今回は、クリエイティブディレクション・コピーライティングを担当した原田と、デザインを担当した黒岩に話を聞きました。

Q. 今回のコーポレートサイトリニューアルにおいて、デザインだけではなく、コピーや原稿のリニューアルも手がけましたが、おもちゃ箱さんへのヒアリングやインタビューを通して感じたことを教えてください。

「誠実な作り手との信頼関係」を大切にしているという社長様の言葉通り、同社が取り扱う商品の開発者一人ひとりに「そのブランドを生み出すべき明確な理由と想い」があること。そして、そのストーリーをおもちゃ箱のスタッフの方々がしっかりと受け止めて、日本の消費者にきちんと伝えていこうとされている姿勢が印象的でした。(原田)

Q. 今後、おもちゃ箱さんにどのようになってほしいと思いますか?

残念ながら日本では、“オーガニック”という言葉を使いつつ、実際にはその認証基準を満たしていない商品やブランドも少なくありません。そのような状況の中で、欧州の厳しい認証基準を満たした商品だけを取り扱うおもちゃ箱さんには、日本に“本物のオーガニック”を根付かせていってほしいと思います。(原田)

Q. コーポレートサイトのデザイン面でこだわったポイントを教えてください。

担当の方々の雰囲気や、商品を購買者の方々の求めるような空気感をサイトに表現できたらと思い、シンプルで洗練さはありながら温かみや、ゆったり感を兼ね備えたサイトを目指しました。(黒岩)

上記で語られている思いはサイトにも存分に詰め込んでいますので、ぜひ実際のサイトを見てみてください。


そして、今回から新コーナーも開設。

大川精螺工業株式会社とセイタロウデザインが共同出資し、代表の山崎がCDO(チーフデザインオフィサー)を務める株式会社プラゴ。EV充電器業界において日本初のデザイン拠点を作るため、プラゴデザインセンターを設置し、PLUGOのデザイン領域全般を担っています。

これから、PLUGO関連のニュースも合わせてご紹介していくことになりました。

【PLUGO NEWS】PLUGOがプレシリーズAラウンドで総額3億円の資金調達を実施しました。

株式会社プラゴは、施設拡充に向けて、三櫻工業株式会社、株式会社モーターマガジン社、THAI OKAWA Co., Ltd.を引受先とし、J-KISS型新株予約権発行による総額3億円のプレシリーズAの資金調達を実施しました。
「続けたくなる未来をつくる」というビジョンのもと、大型店舗との連携を視野に、利用可能な拠点の拡充をさらに進める予定です。今後の展開にご注目ください。


脱エネルギーやEVの普及が話題になることも増えてきましたが、今後のプラゴの展開にもぜひご注目ください!


そんなわけで、今回の「ニュースレターの裏側」はここまで。


お時間がある方は今夜20:30から放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)に山崎が出演するので、ぜひ見てみてください。

※こちらの「エムキャス」で、PC・スマホからも見れるようです。


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