【中央アジア旅行のススメ】カザフスタンからウズベキスタンへ向かおう
中央アジアの隣国、カザフスタンからウズベキスタンへの旅行は、美しい景色と文化的な体験に満ちています。この記事では、カザフスタンからウズベキスタンへ陸路で移動する方法ついて紹介します。新しい冒険への準備を始めましょう!
カザフスタンとウズベキスタンについて
この両国、日本ではあまり聞き馴染みがないかもしれません。それぞれについて簡単に紹介します。
カザフスタンの基本情報
カザフスタンは中央アジアに位置する広大な国で、豊かな自然環境と多様な文化が特徴です。主要な言語はカザフ語であり、天然ガスや鉱物資源などの豊かな資源を持つ国としても知られています。首都はヌルスルタン(旧アスタナ)です。
ウズベキスタンの基本情報
ウズベキスタンは中央アジアに位置する国で、シルクロードの一部として古代から商業の要所でした。ウズベキスタンは美しいモザイクタイルの建物、歴史的な都市サマルカンドやブハラ、そして美味しい料理で知られ、観光客に魅力的な目的地です。ウズベキスタンの首都はタシュケントです。
列車をネットで予約する裏技
今回は「カザフスタン鉄道」を使用してカザフスタンのアルマトイからウズベキスタンのタシケントへ寝台列車で移動しました。乗車時間は約14時間の夜行列車でした。
カザフスタン鉄道にはオンライン予約システムがあり本来ならそちらから予約できるのですが、なんとキリル文字での入力しか対応しておらず断念。(2020年時点)
そんな中でもオンラインから予約できる方法を発見しました。それが「ロシア国鉄(Russian Railways)」のサイトから予約する方法です。なんとこのロシア国鉄は旧ソ連圏内の国際列車(と一部の国内列車)が予約できるようです。どうやらこの方法は今(2023年10月)は使えないみたいです。サイトに入れませんでした。(戦争の影響ですかね)
サイトに入ると上記の画面が出てくるので目的地、出発地、日付を入力すれば良し、特に難しい点もなくスムーズに予約できると思います。ただ、必ず注意して欲しいのが、予約したい列車のチケットがEチケットであるかどうか。Eチケットでないとロシア国内の駅でチケットを発券する必要があります。
いざ乗車
チケットを予約すると下記のようなPDFが発券されます。それを印刷しておけば大丈夫です。チケットは駅入構時と列車乗車時、巡回の3回ほど確認されましたのですぐ取り出せるようにしておくと便利です。
駅はこんな感じ。社会主義国の駅はどこであっても立派ですね。アルマトイにはアルマトイ1駅とアルマトイ2駅があるので間違えないように注意が必要です。
寝台はこんな感じ。東南アジアあたりの夜行列車と比べると天と地の差ですね。
質素ですが、食堂車も付いていて、朝食を取ることができます。ちなみにカザフスタン出国時とウズベキスタン入国時の計2回停車して職員が巡回します。そこでは出入国のためにパスポートの確認と簡単な質疑がありますので、各部屋で待機するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。カザフスタンからウズベキスタンへの旅は、中央アジアの魅力的な冒険です。国境を越えて新しい地域を探索し、文化と風景を楽しんでください!
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