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肩こりの根本改善に必要なこと

「何年も悩み続けて改善されない肩こりのストレスが限界に近い…」

「肩こりでマッサージに通い、一時的に楽なっても根本改善はされない」

肩こりは本当に悩みが深い症状ですし、肩こり意外にも頭痛やめまい、首の痛みなども併発しているケースが多く、精神的に大きなストレスとなることもあります。肩こりを解消するために、病院、整骨院、整体院、指圧マッサージなどトータルで多額の費用をかけてきた方も少なくないはず。

本記事では、肩こりを解消するための根本的な考え方を詳しく解説します。またケースによっては本記事の内容を参考に、通院することなく自宅で長年悩んだ肩こりを解消することも可能となります。

肩こりに悩んだ時のありがちな発想として「肩がこるから肩をほぐす」という考えですが、残念ながらこの発想で肩こりは解消されることはないです。肩こりを解消する方法には、大きく3つの視点が重要です。

結論から言うと、これら3つです。

【①身体の緊張とゆるみ ②内臓の疲労 ③眼の課題】

これらを一つ一つ確認し、試すことで肩こりは解消することができます。整体師歴19年のぼくが肩こりの根本的な解消方法についてそれぞれ解説します。肩こりに悩む方、または大切な方が肩こりに悩む方はヒントにしてみてください。

ちなみに「肩こりはもう治らない。だから、一時の心地よささえあればOK」という方には、この記事はおすすめしません。申し訳ありませんが、根本的に改善したいという方だけお読みください。


「肩をほぐす」ことでより辛い肩こりを作る

まず、害があってもメリットはないのが「肩をほぐす」という考え方。

肩をほぐして一時的な心地よさこそあっても、肩こりが改善することはありません。それだけではなく、心地よさを求めて肩をほぐし続けることで、肩こりは「より強固な肩こり」となります。

なので「肩こりでマッサージや整体などに何年も通い続けている」という方ほど、肩こりが改善せず頑固な肩こりに悩んでいることが多いですね。

極端な言い方ですが、同じ治療を数年繰り返しても治らない治療では治りません。肩こりを本当に根本改善したいのであれば、最低でも3ヶ月程度で見切りをつけるべきです。

そもそも、なぜ「肩がこるの?」ということを考えると「肩をほぐす」行為では改善しないことも、より悪化する可能性があることも理解できます。

ぼくたちの身体は、なんの理由をもなく痛みを出したり、筋肉が緊張することはありません。必ず何かしらの理由があって肩の筋肉は緊張します。

肩こりの筋肉がただ単に緊張しているのではなく「肩を緊張させる必要があるから肩がこる」と考える方が自然で、身体は辛い症状で苦しめるために肩こりを作っているのではありません。

では、なぜ肩を緊張させる必要があるのか?を考える必要があります。
例えば、身体は肩を緊張させることで身体全体のバランスを保っているとします。そこに肩をほぐすような刺激が入ると一時的に肩は緩みますが、身体はバランスを保てなくなるので、より強い緊張を肩に作る必要に迫られます。これが肩こりをほぐすほどに、より辛い肩こりになる理由です。

肩こりを根本的に治す上で重要なことは、肩をほぐすことではなく「肩が緊張しないとバランスを取れない理由を探すこと」にあります。

その理由が冒頭でお話した【①身体の緊張とゆるみ ②内臓の疲労 ③眼の課題】の3つです。これらを解消することで肩こりは根本的に改善されます。また記事後半には、この3つに加え「肩こりを改善する重要な心がけ」についても解説します。では詳しく解説していきます。

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