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食べすぎはすぐにやめない方がいいお話し

「空腹が身体にいいと聞いたけどついつい食べすぎてしまう…」

「1日1食をやってみたいけど我慢できそうにない」

2021年に入り、空腹、ファスティング、1日1食などの良さが取り上げられやすくなり、実践してみたけど空腹に耐えきれずやっぱり食べすぎてしまいませんか?

こういったケースでは2つ大切なことがあります。

1つは空腹を単に実践するのではなく、まず正しい空腹の知識を理解してから実践することが大切なこと。

そしてもう一つは、

「無理に食べすぎをやめないこと」です。

本記事ではこの2点について詳しく解説してみます。

1、空腹のメリットを理解する

空腹のメリットについては、下記のラジオ収録でも解説していますので、合わせて聞いてもらえるとより理解が深まるかと思います。

重要な箇所だけ要約すると、

・ダイエット効果

・集中力アップ

・内臓疲労の軽減 便秘の解消

・体が軽く動きやすくなる=肩こりや腰痛の改善

・オートファジー効果(自食作用)
 →古い細胞を新しい細胞が食べて新陳代謝が活性化する

・美肌効果

・食費が減る(笑)

最後のはおまけです^_^ でも事実ですね。

満腹や食べすぎた時の幸福感はその一時だけです。

でも、空腹を大切にすることはその時こそ少しひもじいですが、そのちょっとした我慢に対するリターンとしては前述したように多数のメリットがあります。

さらにダイエット効果や、生活習慣病の予防改善効果などもあります。

空腹感は、こんなに大切なのに疎かにされているとも言える感覚です。

空腹感を大切にする日常使える方法

今日から取り組めて最も効果的の方法は、「空腹を感じてから食べる」ことです。これならごく簡単に取り組めるはずです。

「食べてはいけない」とか「普段の半分しか食べない」というわけではなく、空腹を感じるまで食べないということなので、そこまで大きなストレスはないと思います。

ぼくたち現代人は、3食ほぼ決まった時間で食べることが多いと思います。

その時にお腹が空いていればまだいいのですが、

お腹が空いていなくても、その時間になれば食べてしまうということやりがちです。

これを繰り返しているうちに、どうしても食事量が増えやすくなり肥満や、胃腸への負担、生活習慣病へと知らず知らず進行しやすいです。

1日1食や数日間のファスティングなども有効ではありますが、いきなり取り組んでも継続できる人は少ない方法です。

まずは、「空腹を感じてから食事を摂る」ここから始めてみましょう。

食べすぎをすぐにはやめない方がいい

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「食べすぎがよくない」そんなことは誰しもが知っていることです。

それでも、つい食べすぎてしまう…

それが問題なわけですが、ぼくは整体の仕事をしているので、身体を触ると今現在食べすぎているかどうかはよくわかります。

でも、例えダイエットしたいという人であっても、

安易に「食べすぎていますよ」とは言いません。

食べすぎていますよ。と指摘することは簡単ですが、それでは同時に「食べすぎはよくないから我慢しなさい」と伝えていることにもなります。

体は無駄に食べすぎているわけではなく、

普段発散しかねているストレスを発散するために「食べすぎ」ていることも非常に多いです。

もし、食べすぎだけを我慢すれば、ストレスは倍増してしましますよね?

そうすると空腹が我慢できず食べてしまいます。

これが食べすぎを我慢しきれない人にかなり多いパターンだと思います。

こういうケースでは、食べすぎをどうにかすることよりも、なぜ食べすぎてしまうのか?ここを考えていくことで、食べすぎる必要をなくなります。

「そんなこと言ってもストレスなんてなくならないよ!」ということもまた事実なので、ストレスが少ない時期に空腹時間を作ったり、ストレスをためない工夫をしつつやり始めるのがおすすめですね。

健康にいいからとは言え、無理にストレスを感じつつ空腹を耐えるのは控えましょう。

まとめ

食べすぎと一言でいってもその状況に至るまでの経緯は人それぞれ異なります。食べすぎよりは空腹の方が短期的にも長期的にもメリットが多いことは間違い無いですが、

とは言え、今現状食べすぎている人でも無理に食べすぎをやめないように注意してください。

空腹を大切にしようとトライしてみるときは、

ご自身のストレス具合を把握しつつ、無理がない範囲で行うようにしましょう。

場合によっては週のうちまずは2日間だけを空腹が感じるまで食べない日として、それ以外の5日間は今まで通り食べる。

というようなやり方もありです。

とにかくストレスが増えないように、無理なく進めることがポイントですね。

ぜひ、空腹の贅沢を皆さんの生活にも組み込んでみてください。

最後までお読み頂きありがとうございました。



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