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人はなぜ食べるのだろう?【ふと疑問に思った話】


この記事は「整体師のカラダとココロの話」のラジオ収録台本にもなってます。本編が気になる方は、下記のラジオをご視聴ください。 

  >>ラジオ「整体師のカラダとココロの話」

2021年の4/21水曜と4/25日曜に、全くの初体験のオンライン講座を開催します。

現在もその準備中で、講座の大筋はできたので1、2回リハーサルを本日してみようかなと考えていて、まだ数日先なのに割と緊張しています。。

ファスティング指導歴は10年以上あり、塾講師としても活動していた時期があるので、人に何かを教えるという点は比較的得意な方なんですが…

如何せん、「オンライン講座」は初体験なので、どうも想像がつかずに難しさを感じています。

まーやってみないとなんともわからないので、とりあえずやれるだけの準備をしっかりやります。

講座準備をしている中で「食べる」ということについて深く考えてしまう時間がありました。

皆さんにとって、「食べる」とは何を意味する行為でしょうか?

例えば、食べることには変わりはなくても、家族とリラックスしたご飯と目上の人との緊張したご飯では、食べたけれど食べた気がしないという人も多いかもです。

ぼくは高級なお店を知らないので、たまーに行ってみても、もちろん美味しいのですが、あんまり食べた気がしなくて、

王将で餃子とチャーハン食べてる方が満足感があるなとか思ってしまいます。w

一体食べるとはなんなのか?

ここはファスティング講座でお話しないですが、ぼくとしては結構大切なことだと感じてます。本記事ではそのことについてお話しできればなと思います。

食事は単なる栄養摂取?

「食べる」というのは僕たちにとっての単なる栄養摂取の行為でしょうか?

例えば、「同じ釜の飯を食った仲」という言葉もありますが、食べるというのはその人との仲を深めたりという意味があります。

「一回今度ご飯でもいきませんか?」というのもその人への一種愛情表現みたいなことだったりしますよね。

発散しきれないストレスがたまった時なんかは、「やけ食い」したくなる時もありますよね。

失恋などショッキングなことがあり「食事がのどを通らない」ということも生きていれば何回かはあります。

食事が単なる栄養摂取だとすると、栄養不足や栄養方で病気になることを恐れて、極端に1日のバランスを気にして食べなければいけなくなったり、たくさんのサプリメントや薬を飲まないと不安になったりもしますよね。

でも、もし「食べる」ということの役割が栄養摂取以外の他の意味があるとしたら、単に食べなさすぎや食べすぎの不安ではなくなるのでは?と思ったりします。

ぼくはファスティングで空腹を大切しますが、食べたいはたくさん食べますし、食べたくない時は2、3日食事を摂らないこともあります。

1日も1食だったり、3食だったりとバラバラです。

1日の栄養バランスも気にしていないので、ファスティング指導者としてはありえない食生活かもしれませんが、ぼくにとってのバランスはこれでOKだと思ってます。

今まで、マクロビや1日1食、栄養素をバランスよく摂る、グルテンフリーに糖質抜きなど、いろいろな食生活を15年以上実践してきましたがどれも半年も継続できず最後は「食べる」ことがストレスになってきてやめてしまいました。

それぞれ継続できればちゃんと効果のある方法ですので、もちろんその食事法に問題があるわけではなく、ぼくにとってはストレスだったというだけの話です。

今は栄養素のバランスを気にすることもなく食べたいものを選んで食べ、空腹の時間を大切にしたり、週1日だけファスティング日を作ることだけ実践しています。

食事の意味が栄養摂取だけでないとすれば、食べすぎることも大切だし、食べないことも悪いことではないです。

天然農法の野菜はもちろん美味しいし身体に良いですが、カップラーメンにはそこにしかない美味しさがあると思うし、日清食品の創業者「安藤百福さん」の伝記などを読むとより一層カップ麺への想いがわかり美味しく感じます。

やっぱり食事は、「栄養素が◯g」とかではない部分も大事だなーと思いますね。


自分の考えや方法論を押し付けてしまってた過去

前述したようにぼくは過去にいろんな食事法を学び、自分で実践しました。

その中で自分で得れたものを、今度は整体師として患者さんにお伝えするようになりましたが、それを続けるうちに自分なりの食事方法を患者さんに押し付けているのではないか?と感じるようになりました。

例えば、マクロビはぼくが半年ほど実践してみた結果体への作用以前に、継続することがストレスになりやめました。

でも、それはぼくにとっての話であって、アクロビで元気になっておられる方も世界には大勢いるはずで、それを求めていた!という方に、ぼくなりの食事法を指導するのはちょっと違うんじゃないかと感じています。

今回の「週1ファスティング講座」も、ぼくとして絶対良いなと感じる方法であることは間違いないですが、それを皆さんに矯正したりするような講座にだけはしたくないなと感じています。

もちろん一度一定期間試してみてやるかどうかを決めることは大切ですが、頭で考えるよりも体験をベースに考えてみることがより大切かなと思います。

食事指導も整体についても、過去のぼくは完全に自分のやり方を患者さんに矯正することばかり考え、患者さんがどんな考えを持っているかはそれほど重要だと考えていませんでした。

ファスティング講座の準備で、この大切なことに改めて気がつけました。

自分を見直しつつ、日々前進したいと思います。


記事執筆者紹介


整体庵大空 下大前陽介(シモオオマエ ヨウスケ)

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<プロフィール:整体師歴18年>

スポーツトレーナー、トレーニングコーチ、プロ野球選手のサポート歴

スポーツ整形外科、産婦人科での施術を経て、整骨院開業。

現在は保険診療を廃止し自費診療で整体院を夫婦で営んでいます。

ファスティング歴10年以上、-25kgのダイエット経験者

定期的にファスティング講座をオンラインで開催しています。

妻(美容鍼灸師)、子供2人、猫1匹の5人家族です。

整体を希望の方、ご予約は下記ホームページよりお問い合わせください


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ファスティング初心者向けのファスティング講座

今回のファスティング講座では「ファスティングはやったことがないけど興味あって一度やってみたい!」という方向けに、

・ファスティングの基礎知識

・食べすぎと病気の歴史について

・週1日ファスティングの具体的な方法

これらについて約2時間でお伝えします。

質疑応答の時間もあるので、疑問点も解消して充実した講座にしたいと思っています。

直近の日程は、

4/21水曜日14時〜16時

4/25日曜日10時〜12時

・参加料金3000円

>>講座の詳細&ご予約はこちらからどうぞ




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