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ビジネスやマーケティングにおける「フレームワーク」の使い方に関する誤解

こんにちは。SeitaConsulting CEOの澤木です。

AIを研究して大企業に就職したり、フリーランス1年目で年商1,500万稼いだり、創業2年目で1億で事業売却してたりする連続起業家です。


皆さん、ビジネスやマーケティングの「フレームワーク」って活用していますか?

そもそもフレームワークって何?だと思うかもしれませんが、フレームワークとは「うまく行きやすいノウハウがまとめられたもの」だと思ってください。有名なものだと「PDCAサイクル」というフレームワークがあります。


PDCAサイクルとは、Plan, Do, Check, Actの頭文字を並べたもので、計画→実行→評価→改善→計画→… のサイクルを回すことで、製品や業務の品質を高められるというフレームワークです。

PDCAサイクルを知らない人の場合、闇雲に作業をしていつまでも品質が横ばいになってしまう恐れがあります。しかしPDCAサイクルを知っている人なら、業務手順を「計画→実行→評価→改善→計画→…」と固定することで"抜け漏れなく"改善業務を行うことができます。

このようにフレームワークは「うまく行きやすいノウハウがまとめられたもの」となっています。


さて、近年はこういったビジネス・マーケティングのフレームワークを活用する人が、若者を中心に増えてきたように思います。しかし、そんな中でもほとんど誰も指摘していない「フレームワークに関する誤解」があるので、その点を指摘したいと思います。


というのは、フレームワークの使い所を誤解しているという話です。

フレームワークを使えるようになってくると、多くの人は何かをしようとするたびにフレームワークに当てはめて整理するようになります。こうすることで経験者のノウハウをすぐに簡単に流用できるからです。経験のない自分がゼロから考えるよりも、はるかに成功率が高まるような気がしますよね。

しかし、これが大きな落とし穴なのです。

フレームワークは別の言い方をすると「思考を整理するための枠組み」です。散らかっている思考をスムーズにまとめる際に力を発揮します。ところが、フレームワークで成功体験を得るようになると、「フレームワークは正解を導いてくれるもの」と思い込むようになる人が出てきます。

フレームワークはあくまでも思考を整理してくれたに過ぎません。正解を導いたのは、あなたが持っていた経験値です。つまり、経験値が不足しているうちは、どれだけフレームワークを使おうとも正解には辿り着けないということです。


要するに、フレームワークの使いどころは、PDCAで言うところのCなのです。計画・実行して経験が得られて初めて、それをフレームワークに当てはめることができるようになります。

フレームワークを極めれば何でも成功できるようになると勘違いしないように気をつけましょう。成功するのは、いつだって経験値が必要なだけ溜ったときです。



以上、SeitaConsulting CEO、澤木でした。

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