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【ビジネスモデルの本質】商売・宗教・詐欺の共通点と相違点

こんにちは。SeitaConsulting CEOの澤木です。

AIを研究して大企業に就職したり、フリーランス1年目で年商1,500万稼いだり、創業2年目で1億で事業売却してたりする連続起業家です。

今回は「商売・宗教・詐欺の共通点と相違点」を紹介します。

これらを理解しておくと、ビジネスモデルを考えるとき非常に役立ちますので、ぜひ参考にしてみてください。


ビジネスモデルの構造

前提知識としてビジネスモデルの構造を解説しておきます。

ビジネスモデル(商売で利益が出る仕組み)は、三つの要素で構成されます。

  1. マーケット

  2. プロダクト(サービス)

  3. リレーションシップ

マーケットとは顧客やニーズのこと。プロダクト(サービス)とは商品や商材のこと。リレーションシップとは営業・広告やWebマーケティングのことです。

マーケットは課題を抱えていて、プロダクト(サービス)という解決策にお金を払って課題を解決する。というのがビジネスモデルの基本構造だと思ってください。←これちゃんと理解しましたか???

マーケットにはゲインとベネフィットと二つの要素があります。ゲインとは課題を解決することで達成できるゴールのことです。起業コンサルタントにお金を払って達成できるゴールは、たとえば月収100万円とかです。他方ベネフィットとは、ゴールしたことで実現する豊かな状態です。例えば、月収100万円のおかげで「世界旅行をしながら働ける」とか「いつでも好きなものが好きなだけ食べられる」とかです。プロダクト→ゲイン→ベネフィットの流れをイメージしてみてください。


本題

商売とは

商売とは、約束したゲインを実現する、プロダクト(サービス)を提供することです。「うちにコンサルを頼めば月収100万円が達成できます!」と宣言したのであれば、これを実現させることが商売の役割です。だから「実現させられなかった」「そもそも何がゲインかをお客さんと合意してなかった」となると商売じゃなくなります。

宗教とは

宗教とは、ゲインを通り越して、ベネフィットを提供することです。商売では具体的にゲインを提供しましたが、宗教ではゲインを提供しません。提供するのはベネフィットのみです。「うちに加入すると毎日旅行に行っているような幸せな日常が待っていますよ」「私たちと活動すれば毎日好きなものを好きなだけ食べているような満足感が得られますよ」といった感じです。本質的には何も解決していないのですが、代替策としてのベネフィットを提示しているので、本人がそれで納得しているのであれば全然いいわけです。

宗教って良くないものというイメージがあるかもしれませんが、実はちゃんとした世の中を幸せにする活動なんですね。悪い宗教は悪徳宗教(=詐欺・洗脳)といったまた別のものです。

詐欺とは

詐欺とは、商売でも宗教でもないものです。「提供しますよ!」と匂わせておいて、ゲインもベネフィットも提供しない。相手に期待させるだけさせて、お金を払わせておきながら約束を果たさない。これが詐欺です。ゲインやベネフィットを得たいという人間の欲につけ込んだ不幸せな活動です。


いかがですか?商売をやりたいと思っているのに、ついつい宗教や詐欺を始めようとしていませんか?ぜひ今一度考え直してみてくださいね!


以上、SeitaConsulting CEO、澤木でした。

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