スタートアップとベンチャーとの違いとは?
こんにちは。SeitaConsulting CEOの澤木です。
AIを研究して大企業に就職したり、フリーランス1年目で年商1,500万稼いだり、創業2年目で1億で事業売却してたりする連続起業家です。
今回は「スタートアップとベンチャーとの違いがわからない」という悩みにお答えします。
全然、別物
スタートアップとベンチャーとは、全く別物です。ですが、この違いを知っている人は、日本国内を見てもほとんどいないでしょう。つまり「うちはスタートアップです」「うちはベンチャーです」と会社が自称していても、それがあてにならないことがよくあります。また、「スタートアップに就職したい」「ベンチャーに就職したい」とあなたが思っていても、あなたの思っているスタートアップ/ベンチャーが、世間の思っているそれらと乖離している場合があります。
ベンチャーとは
ベンチャーは「ベンチャーマインド」という言葉があるように、会社の経営スタイルの一つです。多少のリスクを取ってでも大きなリターンを狙ってガツガツいく、みたいなものがベンチャーです。もちろんベンチャーと一口に行ってもタイプは様々ですから、どんなベンチャーを作りたいか、どんなベンチャーに入りたいか、うちはどんなベンチャーかと言ったことは、しっかり言語化しておくと齟齬がなくなります。
スタートアップとは
スタートアップは会社の状態です。どんな状態かというと「ビジネスモデルを探索している」状態です。
商売ではビジネスモデルが必須です。ビジネスモデルを構築し終えて初めて、利益が生まれます。ビジネスモデルを構築していて、まだ充分な利益が出ていない会社。それこそがスタートアップです。
言い換えるとスタートアップは、ビジネスモデルを探索するための組織です。スタートアップはその探索を終えると、企業へと進化します。企業とは、中小企業や大企業のことです。中小企業や大企業はビジネスモデルが確立していて、その実行によって利益を得ているイメージがありますよね。
スタートアップは、中小企業や大企業を目指し、一つ目のビジネスモデルを作っている最中の、一時的な組織なのです。
余談ですが、日本国民のほとんどの人は中小企業や大企業で働いています。だから、給料を毎月もらうことが当たり前ですし、言われたことだけやっていれば問題ないと言うのが常識です。福利厚生もあったりします。
しかしスタートアップには、違います。まだビジネスモデルが完成しておらず利益が出ていないのですが、給料がもらえなくなるリスクもあります。言われたことだけしかできない人材は嫌われます。福利厚生もなければ始業も定時もありません。
スタートップではこうやってベンチャーマインドを持った人々が、目まぐるしく働いて、未来の中小企業や大企業を作って日本経済に貢献しているのです。
一般的な常識からは大きくかけ離れています。理解もされませんし、批判もされます。それでも、それを乗り越えて中小企業や大企業に進化することが、スタートアップの目標なのです。
スタートアップは、兎にも角にもビジネスモデルの完成がミッションの組織。ベンチャーは積極的な経営スタイル。
ぜひ覚えておいてください!
以上、SeitaConsulting CEO、澤木でした。
ちょっとでも有益だと思ってもらえたら、
いいね・フォロー・コメントでの応援をお願いします!!!
▼コンサルもちょっぴりやってます。(枠が空いてなかったらすみません。無料相談一回までは絶対にやるので詳しくはお問い合わせください。)