見出し画像

最近流行りの文字起こしサービスNottaがIELTS対策に使えるか試してみた

どうも!
セイタです!!
北京大学社修士課程で社会学を学んでいます。


この記事では友人が勤務している会社のサービスであるNottaを試しに使ってみたので、その使用感をレビューしてみたいと思います。




Nottaってどんなアプリ?

まず、最初にどのようなアプリか紹介させていただきます。ざっくり言えば、音声から文字に変換してくれるアプリと言えるでしょう。


公式の紹介だと以下のように書いています。

Nottaは高精度の音声認識とAI要約機能を使って、1時間の音声を5分で文字起こしし、簡潔な要約を作成することができます。インタビュー、対面会議やWeb会議で生成される多量の音声やテキストデータをAIが処理し、重要なポイントを抽出します。
情報過多時代に商談の振り返り、議事録の作成や情報の共有を効率化してみましょう。

https://www.notta.ai/


基本的には、会議、講座、セミナー、イタビュー、面接などでの文字起こしが主な使われ方だそうです。現状トライアル中みたいですが、AIが会議のサマリを行ってくれるといった機能まであるそうです。


金額は以下の3プランがあります。

フリーだと1回あたり3-5分しか使えないため使い勝手が悪いので、しっかりと利用することを視野に入れた場合は、プレミアムプランが主な選択肢になってくるかなと思います。




自分がIELTS対策にNottaを使おうと思った経緯

前述のように、Nottaはビジネスシーンでの文字起こしを念頭に置き、開発されたアプリケーションになります。自分がサラッと見たところ、活用事例も会議やインタビューといったものがほとんどでした。


しかし、現在僕は学生です。会議をすることもなければ、インタビューをすることもありません。そんな僕がNottaを使おうと思った理由が一つあります。



それが、IELTSのSpeaking対策に使えると思ったからです!!!



IELTSというのは英語の試験で、
・Reading
・Listening
・Writing
・Speaking
の4技能のすべてを測定されます。その中でも、Speakingは日本人にとっては、難易度が高く、僕自身もスコアが低かったです。
※僕のIELTSスコアはOverall6.5、Speakingは5.0~5.5くらいです。


なお、IELTS6.5はTOEICだと820-870くらいにあたります。

IELTSのスコア換算表!TOEFL®/TOEIC®/英検との違いは?


IELTSのSpeakingは独学だとなかなか勉強しづらいため、2024年1月から1か月間冬休みを利用して、フィリピンのセブにバケーションも兼ねて、IELTSの勉強をするために通っていました。そこでのSpeaking学習を効率化するためにNottaを使ってみようと思ったのがきっかけです。


昔、オンラインで取っていたIELTS講座の先生も「自分の話した内容を録音したり、文字起こしして内容を確認するのは良い勉強になる」と言っていたので、まさにNottaがうってつけだと思ったからです。




Nottaを使ってみて、感じたこと

以上のような動機からNottaの文字起こし機能をSpeaking学習に活用してみようと思いました。ただ、結論から言うと、文字起こし機能はそこまでSpeaking学習に活かせませんでした、、


その最大の理由が、後で見返すのがとてもめんどくさいからです(笑)





僕は以下のようにとりあえず授業中ずっとNottaを起動させておきました。

1回の授業は50分です。すると、どうなるかというと、文字数にすると4000-5000文字、ワードだと10-15枚分くらいの英語のページが文字起こしされてきます。
※僕は早口かつレスポンスが早いのでこれくらいなのですが、ここは個人差があるかと思います。


しかも、毎日7コマあるので、全部の授業を文字起こしして復習するというのは物理的に不可能だということに気づいてしまいました、、



なので、作戦を変えて、IELTSの問題に答えている箇所だけ、文字起こししてあとで見返すという作戦に変えました。この場合だと、1コマあたり15分程度の録音時間で済みました。また、文字数は1000字前後で、ワードも5枚程度です。これなら、まあ、何とかいけそうです。



ただ、そのような使い方をした場合でも少し気になったのが、Speakerの認証がされず、下記画像のように自分の発言も先生の問いかけもすべて"Unknown Speaker"となってしまうことです。

そこまで、致命的というわけではないのですが、発話内容を見て、会話者を特定しないといけないので地味にめんどくさかったです、、、



以下のように自分の名前と先生の名前を入力する必要があります。Seitaが自分で、Melvicが先生の名前です。
※実際にしなくてもいいのですが、すくなくとも頭の中で補完する必要はあります。



文字起こしされた英語を見てみると、先生が発言した内容は高精度で文字起こしされているように感じます

So I will continue my questions. Okay, but this time I want you to speak a little bit. Slower. All right. Those. Were used last December. 3rd December. Staying annoying. I prefer to study or stay in.

Melvicの質問
※書き起こしママ

一部、変な表現や相槌が混ざり混んでいますが、意味が通じるので問題ないかと思います。




以下自分の返答なのですが、正直後で見返したら何言ってるかわかりません。

Silent place. I don't like too much noisy place such as? The Philippines. Philippines have iron. Actually, there are a lot of noise here. So. Besides. This other. Here. Are many quiet places in your city. In my basement.

自分の返信
※書き起こしママ

特に、何を言おうか考えて一旦止まることが多々あるのですが、そこが全部分の区切りになってしまっています。。また、発音のためか単語が思っていたものと別のものになっています。


これは自分が言いたいことと相手がどう聞こえるかのギャップを学ぶためのいい勉強法になりそうです。ただ、後で見返す場合だと自分が言ったこと覚えていないので効果が薄いです、、、


問題を終える毎に一個一個文字起こしを見たり、録音を聞きながら先生に発音を矯正してもらったり、より良い表現を学ぶのが良いのかなと思いました


以上のようにIELTSのSpeaking対策としてはそこまで有効というわけではありませんでしたが(そもそもそんな使い方している人いません、、)、音声読み取り精度は結構高く、本来の使い方である議事録作成には大いに役に立つのではないのでしょうか



本記事は以上となります。
ここまで読んでいた抱きありがとうございます。
Nottaに対する理解が深まっていれば幸いです。また、何か良いSpeakingの方法があればコメントで教えていただければと思います。


下記のマガジンで英語学習に関しての情報を紹介していく予定です。



もし気に入っていただけたならば、
スキとフォロー、マガジンの購読よろしくお願いします~

この記事が参加している募集

スキしてみて

英語がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?