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ソウルからの北京入国_③大連から北京への交通手段

どうも!
セイタです!
北京大学修士課程にて社会学を学んでいます!!

この記事では、大連での隔離期間が終盤に差し掛かったため、北京に向かう移動手段を探している最中にぶつかった様々なアクシデントについて書いていきます。中国は日本人の感覚ではありえないことが次々に発生します。もし中国に来る可能性がある方はこの記事を読んで、ぜひ免疫を付けてください!!!!



自分がなぜ韓国から北京に渡航したのかについては下記記事をご参照ください



ソウルでどのような渡航準備を行ったかについては下記記事をご参照ください。



大連での隔離生活に関しては下記記事をご参照ください。



急遽変わった政策

まず、最初のアクシデントを紹介させていただきます笑
それが隔離期間の短縮です!!!!!!!

もともと10日間の予定の隔離期間が政策の変更により8日間に短縮されました!!!

大連のホテルで手渡された隔離規定


中国らしい点としては、特にホテル側には事前告知などはされていなかったため、ホテルのオーナーもびっくりしてました笑

ホテルのオーナーをWeChatで友達追加していたので、オーナーのタイムラインを見てみると下記のような投稿がありました。

大連の隔離ホテルオーナーの投稿

現在に至るまで、ネットで公開された情報は、我々隔離ホテルが事実を確認できる状態になるまで一切知らされていません。なので、みなさんあわてないでください。別途連絡させていただきますので(泣)

このようなことが日常茶飯事です笑

今回の政策変更はラッキーなことにすでに隔離中の人にも適用されるようなので、自分も8日で隔離期間が終わることになりました


なので、北京への交通手段を考えるフェイズになりました。
ただ、ここでも様々なアクシデントが発生し、不必要に精神力とやる気と時間をもがれることになりました。最終的には高速鉄道(新幹線)で北京に向かったのですが、そこに至るまでも二転三転しています。


北京市の防疫規制

北京に向かう手段として真っ先に考えたのが、南方航空の乗り換え便です。
どういうことかというと、自分はもともとソウルから大連で乗り換えて、北京に向かう便を取っていました。それがなぜか大連で強制隔離されたため、「大連→北京」の飛行機が宙に浮いたままでした。なので、それを使うことにしました。

そんなことができるのかと思ったのですが、ホテルのオーナーが「できると思う」と言っていたので、南方航空に電話してみました。すると、全く揉めることもなくすんなりと変更ができそうでした。なので、隔離が終わる日の便で北京に向かうことにしました。フライトの変更にパスポートが必要とのことだったので、メールで写メを送っておきました。

ここで問題が発生しました




なんと自分が北京市の防疫規制に引っかかっているため、飛行機が取れないとのことでした、、、、

南方航空からのメール

この原因は南方航空というよりは北京市の防疫規定にあるようです。

手始めに、コロナ渦では必須の健康コード(健康宝)を見てみると、中国人が恐れるポップアップ(弹窗)が発生してました、、、、

ケースバイケースですが、ポップアップすると身動きが取れなくなるそうです、、

北京市健康コード

あなたは現在隔離期間中です。北京市入国防疫政策により、隔離防疫の義務を履行してください。防疫政策に違反した場合、法的責任が追及されます。このポップアップ状態は隔離期間が満了すれば、自動的に解除されます。

上記のような内容でした、、、
推測に過ぎないのですが、隔離期間の変更にシステムが追い付かなかったことが原因なのではと思っています。まあ、真実は闇の中ですが、、、

ちなみに、健康コードは都市毎にあり、大連の健康コードは以下のようになっています。

大連市健康コード

一縷の望みにかけて、高速鉄道も調べてみましたが、以下のようなポップアップが出ており、チケットを購入することができませんでした。。。

高速鉄道購入画面

新型コロナ防疫政策の要請により、あなたは現在北京に入るためのチケットを購入することはできません。

ということで、あきらめて10日間隔離されることにしました。



気づいたらキャンセルされていたフライト

南方航空に確認すると、10日目の便はとれるとのことでした。なので、10日目の便で北京に向かうことになりました。

この隔離ホテルは4つ星ホテルで、1泊550元で2日で1,100元(22,000円)の出費となってしまいました、、、
仕方ありませんが、、、


9日目の夜に次の日の便を確認しようと南方航空のサイトを確認しました。
すると




飛行機がキャンセルされて、11日目の朝の便に勝手に変わってました。特に電話もメールも来てません、、、
もし仮に自分が確認せずに飛行場に向かっていれば、大惨事です、、、

中国の航空会社らしい素晴らしいサービスです。ちなみに、同タイミングで北京入りしたシンガポール人の女の子は中国国際空港で中国入りし鄭州で隔離されていたのですが、同じような目に合っていました笑

「追加でかかったホテル代は補償してくれるのかな?」みたいなかわいい質問をされました。「されるわけないよ。中国だもん」とだけ返事をしておきました笑


飛行機で行くことはあきらめて、高速鉄道で北京に向かうことにしました。高速鉄道の北京までの料金は500元未満であり、1泊のホテル代よりは安いです。それに、南方航空に期待しても仕方ないなとも思ってました。

そこで、大連の駅から北京に向かうことにしました。

大連の高速鉄道の駅


まとめ

簡単にまとめると
・政策の変更で隔離規定が短縮される
・なぜか旧来の隔離日数をもとに防疫規定が決められている
・飛行機が気付いたらキャンセルされている

上記のようなアクシデントが発生し、不必要に時間とお金と労力を費やすことになりました。

完全に後の祭りですが、アシアナエアーのソウル→北京の直行便を取らなかったことをひどく公開しました、、

直行便ならば、そもそも大連での隔離はありませんでした。北京の隔離ホテルは1泊300~500元くらいで、大連のホテルとそこまで差はありません。


ただ、一つだけ大連のホテルが優れている点があります。
それはご飯が非常においしいことです笑

日本人の中国通界隈では大連の隔離メシがおいしいことはそこそこ有名みたいです。普通にウナギが出たりします。

ですので次の記事では、大連での隔離メシをただただ紹介しています


引き続きよろしくお願いします!!


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