島国で海鮮を満喫!!_北京大生おすすめの海南料理
どうも!
セイタです!!
現在北京大学修士課程で社会学を学んでいます。
2024年3月22日~26日に海南島の三亜を旅行してきました。今回の記事では5日間に食べた料理について執筆していきたいと思います。海南島は海鮮料理が有名です。それ以外にも、ココナッツを用いた料理も多く、独特な味わいですがどれも美味しかったです。
僕は基本的に、大众点评というグルメアプリで高評価のお店にしか行きません。また、その中でも必吃榜(食べログ百名店)という公式が認めたお店をなるべく選んでいました。なお、今回紹介する7つのお店のうち4つが選出されています。
この記事の対象者は
・海南島を旅行する予定がある人
・中国で美味しいご飯を食べたい人
です。
以下、一連の記事の概略になります。
自分は5日間で以下の観光地やレストランを巡りました。
この記事では太文字のレストランを紹介させていただきます。
なお2024年3月末当時のレートは1元=21.25元でした。また、すべて2人でご飯を食べています。
老何家后安粉·糟粕醋海鲜火锅(三亚湾椰梦长廊店)
このお店は空港からタクシーで15分の場所に位置しており、三亜で最初のご飯には最適です。また、2023年の大众点评必吃榜にも選ばれてました。
店内はにぎわっています。
また、女性店長の愛想もよかったです。
僕は
・糟粕醋文昌鸡双人餐 初回限定 99元
を頼みました。
糟粕醋というのは甘酸っぱい火鍋で、食欲がそそられます。
食材は以下の通りです。
あと、主食が欲しかったので、
・后安粉 15元
・青岛啤酒 一瓶12元
を頼みました。
まず、鍋の味付けが最高においしかったです。また、食材はどれも新鮮でプリっプリでした。5日間で何度も牡蠣を食べましたがここの牡蠣がナンバー1でした。鶏肉もおいしかったです。もともと僕はモズク嫌いなのですが、ここの鍋に入れられたモズクは臭みがかき消され、食感だけが残っており、パクパク食べれました。この店の店名にも入っている后安粉も絶品だったのでぜひ味わってください。
これだけ頼んでお値段は2人で138元 (3000円弱)というお値打ち価格でした!!ここは本当におすすめです。
海宝酒家·海南岸州菜(南山店)
ここは「大小洞天」という観光地を出て、すぐのところにあるレストランです。
いわゆる农家乐(農家レストラン)で、店内の装飾も質素で蠅が飛んでいます。
僕は
・特色捞叶炒鸡双人餐 168元
を頼みました。
それとは別にココナッツジュース(20元)も頼んで
合計2人で188元でした。
捞叶というのが海南に自生する胡椒属の葉っぱだそうです。ちなみに全般的においしくなかったです。捞叶炒鸡(鶏肉の葉っぱ炒め)はまだ美味しいのですが、骨が多く食べにくかったです。冬瓜スープは味が薄く飲めたものではなかったので残しました。
余談ですが、中国のレストランは順位を上げるために「收藏+打卡」を大众点评上で行うと何かプレゼントをくれることがよくあります。この店も「マンゴーをくれる」と書いてありました。
店員さんに携帯の画面を見せると、「マンゴーがないから、○○果でもいいか?」と言われました。なんか聞きなれない単語だったのですが、たぶん果物だろうと思い、オーケーと言いました。ちなみに、北京8年目の華僑の子もわかってませんでした。
その結果来たのがこちらです(笑)
・
・
・
「トマトやないかい!!」
と心の中で突っ込んでました。好き嫌いがそこまで多い方ではないのですが、トマトだけは嫌いなのです(笑)
一般的にトマトは「番茄」「西红柿」といいます。後で調べて分かったのですが、店員さんは「圣女果」と言っていたそうです。普段トマト全く食べないのでその単語知りませんでした、、、
八福海鲜李知岭店
この店は椰梦长廊というところにあります。空港からもそこまで離れておらず、僕たちの住んでいる民宿からすぐそこだったので、この店にしました。2023年の大众点评必吃榜にも選ばれていることもこの店を選んだ大きな要因です。
絞めたてホヤホヤの新鮮な海鮮を味わえます。
僕たちは
・2-4实惠家庭套餐 367元
を頼みました。なお、秒殺(秒杀)というタイムセールで買ったので通常より30元安くなっています。
このセットはこの店で最も豪華なセットです。2-4人と書いてましたが、二人で何とか食べきれました。ただ、これにチャーハンや餃子を頼めば、4人でも十分満腹になると思います。
以上のように、蟹やあわび、様々な貝に海老や魚の煮つけまである豪華な定食です。全部締めたばかりですごく新鮮です。
個人的に一番好きなのは、日本語では何というかわかりませんが石斑鱼(ハタ?)でした!!骨も少なく、身も柔らかい上に、味付けがたまりませんでした。他の店で同じ魚を食べても非常においしかったです。また、ピリ辛で炒められた蟹や貝類もご飯が非常に進みます。
アワビや牡蠣のニンニク炒めも当然美味です。あと、ここのエビはただ蒸しただけとは思えないほどに濃厚で、ぷりぷりでした。鮮度の良い良いエビはこんなに美味しいのだと再認識させられました。
そして、こういったおかずと調和しているのがココナッツライスです。これはココナッツで味付けされたモチ米で、ちまきに近い味わいです。ただ、甘みがほのかなので、他の料理の邪魔をしません。
日本ビールを頼んで、2人で合計392元(8300円)!!
安くはありませんが、クオリティを考慮するとコスパいいと言えるでしょう。
海南椰子鸡饭店(大东海店)
この店は、2022年と2023年に大众点评必吃榜にも選ばれています。なお、タクシーで向かったのですが、運転手に「最近の流行っているココナッツ鶏のお店は、ネットで有名なだけで、本場の味ではない」と言われました(笑)
この店が本場の味かどうかは知りませんが、非常に美味しかくて、コスパも良かったです。僕は大众点评必吃榜に全幅の信頼を置いています。
頼んだのは
・2人超划算椰子鸡 97元
ビール2本頼んで合計137元(約3000円)です。コスパいいと言えるでしょう。
以下画像のように鍋が用意されており、店員が調理してくれます。
まずは、鶏肉を入れます。
その後、ココナッツを直接入れてくれます。
鶏以外の食材は白菜ときくらげを選びました。
そうして完成した鍋を食べていきます。
この鍋のスープがココナッツのほのかな甘みを感じることができ、非常に美味しかったです。また、鶏肉も新鮮でプリップリ、量も結構ありました。
海南島では椰子鸡や糟粕醋などの鍋物を食べると、比較的コスパよくおいしいものを食べれる気がします。
蟹小妹川味海鲜加工
この店は2023年に大众点评必吃榜にも選ばれています。また、近くに第一市場夜市という屋台がいっぱいある夜市もあるので、この店の帰りに寄ってみてもいいかもしれません。
店内も清潔感があります。
僕は
-二人特惠套餐 208元
を頼みました。
後はビールを3,4本頼んで、
合計で260元(約5500円)でした!!
ここの海鮮料理も絶品で、この前日に訪れた「八福海鲜李知岭店」に食材の新鮮さと味付けの麺から見ても全く引けを取っていません。多分この店もその場で締めているのだと思います。
やはり、石斑鱼という魚が本当に美味しかったです。同じ感想になってしまうのですが、骨が少なく、身が柔らかい。味付けも絶品!!
エビや貝などの料理もすべて美味しかったです。海南島の海鮮料理は本当に間違いないです。
阿妹·文昌鸡簸箕宴(三亚湾店)
ここは僕が泊まっていた民宿からすぐ横にあったので、立ち寄ることにしました。開放的な空間でけっこう居心地よかったです。
頼んだのは、
-簸箕饭双人餐 178元
です。
これは海南料理詰め合わせみたいな料理で、日本でいうとおせつですかね??
海南出身の先輩にお勧めされたので食べてみました。料理が出てくるのが遅く、30分くらい待ちました。
このように様々な料理をそれぞれ作っているので、きっと時間がかかるのでしょう、、、
冷めてましたが(笑)
これ一つで海南料理まるっと味わえるという点ではお得感があります。量もそんなに少なくないので、2人とも腹八分くらいにはなりました。特に海南名物の「文昌鸡」という鶏肉料理がおいしかったです。また、画像下側にパン粉に包まれたエビがあります。この料理は「避风塘海捕虾」といってどちらかというと広東で有名な料理ですが、エビの殻まで食べれて美味しかったです。
この店で「收藏+打卡」すればスイカもらえました!!
文昌小老第糟粕醋海鲜火锅
ここのお店が海南島で最後に食べた料理です。初日に「老何家后安粉·糟粕醋海鲜火锅(三亚湾椰梦长廊店)」で食べた糟粕醋火锅が忘れられず、また食べたいと思ったので、この店を選びました。
ここは空港から近いです。また、建物が独特で貴族の別荘みたいです。何なら、池まであります。
僕たちは
-双人海鲜糟粕醋套餐 178元(秒杀)
で頼みました。
また、ビール一本頼んだので合計で188元(約4000円)です。金額はまあまあですね。
ちょっとピークタイムからずれていたためか、5分くらいで食材がそろいました。
セットには、豚肉やもやし、白菜、厚揚げのほかに、ハマグリや魚の切れみ、牡蠣などの海鮮もふんだんに用意されていました。
味がおいしいと言えばそうなのですが、最初に食べた糟粕醋のお店に比べて何もかもが見劣りしていました。このお店が悪いというよりは最初のお店が、食材の新鮮度、味付け、サービス、コスパすべて抜きんでていたという感じです。
それでは、本記事は以上となります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
海南島は本当に海鮮がおいしく、値段も安いので、魚や貝類が好きな人は是非味わいに来てください。日本で食べると倍近くすると思います。
以下の記事では、西島と蜈支洲島という海南島三亜で最もポピュラーな観光地について書いています。
また、以下の記事では海南島本土の観光地と独特なビジネスモデルについて書いています。
以下のマガジンでは、中国各地を旅行した経験について執筆しています。
また、以下のマガジンでは自分のグルメ日記が掲載されています。
もし気に入っていただけたならば、
スキとフォロー、マガジンの購読よろしくお願いします~
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?