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スマホからの逃亡記

スマホの触りすぎで、このままでは走馬灯がほぼスマホ画面になってしまうのではないか。という記事を読んだ。死に際に見る映像が「TikTokの流行りダンス」や「YouTubeのペット癒し動画10選」で大半を占めたとき私は、果たして「良い人生だった…」と言えるのか、と謎の焦燥に駆られて、新しい娯楽を探し始めた今日この頃です。

逃亡1.レゴに没頭する

幼少期ぶりにレゴを購入しました。
キットを買って、説明書通りに組み立てるという単純作業、地味に癒されるのでおすすめ。

これをやった。
普通に難しかった。大人用。

しかし子どもの頃を思い返してみると、言うとおりに組み立てるなんてしていなかった。ブロックを動物や建物や人や食べ物に見立てて遊んでいた。今の自分には自由な創造力が枯渇していることに気づきました。大人になると、遊びにも勝手にルールを設けてしまう。
旅行に行くときはSNSでたくさんいいね!がついてる場所に行かなければ、と思ってしまうし、ネットで話題になった場所やイベントを選びがち。「定番の遊び方」があると安心する。
もっと自由で、もっと独創的な遊びこそ必要なのだと気づいた良い体験でした。

子ども目線で想像力を掻き立てる広告も秀逸。
これもめっちゃ好き。1つのブロックが何にでも化ける。
これなら私も真似できるかもしれない。

小さい東京を生み出せるナノブロックもおすすめです。(案件ではありません)

逃亡2.小説を読む

寝る前の1時間をスマホに捧げるか、紙に捧げるかで、QOLに大きな差が出る。X(旧Twitter)で文字の羅列を眺めるくらいなら作家の面白い文章を読んで糧にしよう、という精神で頑張ってスマホを閉じ、本を開いています。
最近読んだ本を挙げておきます。あらすじを書く元気がないので、帯とひとことコメントで察してください。(逃亡)

君のクイズ / 小川哲
水を縫う / 寺地はるな
おいしいごはんが食べられますように / 高瀬隼子
ハンチバック / 市川沙央

君のクイズ / 小川哲
暗記の仕組みを知れた。これきっかけで東大王見始めました。
おいしいごはんが食べられますように / 高瀬隼子
ほのぼのごはんエッセイと思って買ったら普通にホラー小説でした。
水を縫う / 寺地はるな
寺地さん×社会問題にハズレなし。優しい答えをくれるからいつも読んでる。
ハンチバック / 市川沙央
紙の本はユニバーサルデザインではないことを初めて知った。

今は
さみしい夜にはペンを持て / 古賀史健 
を読んでいる。
やっぱり読書はいい。

逃亡3.ラジオを聴きながら掃除する

今までラジオリスナーではなかった私でしたが、
上京してからやたらと耳寂しいのでついに聴きはじめました!
惰性でスマホを触っているとき、自分に切り替えスイッチを入れるためにラランドの「声溜めラジオ」を聴く。
画面を見てなくても十分面白いし、友達が横で駄弁ってくれているような安心感が本当にちょうどいい。学生時代、ひとり暮らしが寂しくて誰彼構わず電話をかけまくり友人の時間を奪いまくっていた当時の私に教えてあげたい。
ラジオを聴きながら作業をすると家事も仕事も、驚くほど進む。
ほどよい雑音に、リビング学習効果があるのかもしれない。

逃亡4.ハンバーガーを食べる

ハンバーガーを待っている間と食べた後は当然のようにスマホをいじる人類ですが、食べている至福の時間は、両手が塞がっているためスマホを触れないことに気づいた!デジタルデトックスバーガーなるものを発明して
私の同期が将来クラフトコーラ屋さんになりたいと言っていたので、ぜひセットで販売してほしい。

自分だけの時間を愛する

なんだかんだ言ってもスマホは便利だ。手放すことはできない。最新の流行コンテンツからマニアックで深い知識まで、自分の力だけでは辿り着けなかった意外な場所に連れ出してくれる。その分、ネット社会には刺激が多すぎる。時にはつながりに疲れてしまうこともある。
だからこそ、自分の力で完結する、単純なアナログ作業によって脳を休めることも大切なのだと思う。誰かにシェアするまでもない小さな発見や地味な作業こそ、私の脳にセロトニンをもたらしてくれる気がする。


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