過去の私と今の私

一昨日あたりから竹原ピストルの「Forever young」を聞いている。これを書いている今も聞いている。元々いい曲だと思っていたけれども、改めていい曲だなぁ…と胸に沁みている。

Forever young あの頃の君にあって
Forever young 今の君にないものはないさ

過去、それなりに精神状態が良かった私は複数のことを同時にこなすこともできていた気がする。少なくても予定の管理は今よりもできていた。漠然とした不安に襲われていたことも少なかったように思う。ただがむしゃらに毎日を過ごしていた。全力で毎日を過ごしていた。毎日きちんと起きて学校へ行って、課題をこなして、それでいて趣味やサークル活動にも力を入れていた。愚痴はこぼしつつも何だかんだと日々を過ごしていた。

じゃあ今はどうだ。朝起きることもできない。複数のことをこなすこともできない。予定の管理もできない。漠然とした不安に襲われて泣いて、抗不安薬を飲んで、趣味もへったくれもない。あの頃あったものが何もない。

でもきっとそれは今私は”病気”の最中だからだ。本当は休むべきなのに、それを無理して頑張っているからなのだ。私が失ってしまったものではなく、病気が私からその能力を隠しているのだ。きっとそう。きっとそうだよ。きっとそうであってほしい。

明日の私はきっと今日の私よりもほんの少しだけ、ほんの少しだけ回復しててね。じゃないと明後日の私が困っちゃうよ、なんて自分に笑いかけた。