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中学受験を価値あるものにしたい親が知っておくべき基礎知識

「中学受験に挑戦する子を持つ親のためのマガジン」 中学受験に挑戦しようと子供たちは増えています。教育熱心を自負する方なら一度は考えたことがある方が多いでしょう。しかし、一概に中学…
やみくもに塾に通っても、中学受験は成功しません。 このマガジンでは、初心者にもわかりやすく、中学受…
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#公立中高一貫校

中学受験を志したときにすること(1/36)

中学受験を志したときにすること(1/36)

中学受験を子供にさせよう、もしくは中学受験を受けたいと子供が言ったとき、親は何をするべきか?

まずは、自分の子供の学力を冷静に判断すると良いでしょう。

志望校ありきで中学受験を決める人も多いと思いますが、志望校と子供の学力が大きく離れていると、精神的にストレスが溜まるばかりでいいことが何もないどころか、子供たちだけでなく、家族を傷つける恐れさえあります。

中学受験は、本来持っている地頭や人そ

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中学受験はお金がかかる?

中学受験はお金がかかる?

先ほど、中学受験シーズンが終わりを告げ、新しく中学受験に向けた戦いがスタートしました。

中学受験は、塾なしでは考えられないという人がほとんどだと思いますが、その中には、その高額な授業料、入塾費、テキスト代に驚いている方も多いでしょう。

そこで、なぜ中学受験の塾費は高いのか?
本当にそれほど必要なのかを簡単にYouTubeで動画をアップしてみました。

来月(3月)より全36回(月2回ペース)で

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中学受験の具体的な進め方

中学受験の具体的な進め方

まずは、子供の才能を見極める中学受験は上位30%の戦いと言われています。
まずは、自身の子供の学力、地頭、持って生まれたセンスを現時点で見極めましょう。だいたい、小学4年生までには、ある程度予測がつくと思います。

参考動画
中学受験に向いている子といない子を見極めてスタート!

志望校を決める大学受験と違い、志望校ありきの受験校選択は危険です。
上位30%の戦いで、地頭勝負の中学受験ですから、高

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中学受験を塾なしで挑戦することは可能か?

中学受験を塾なしで挑戦することは可能か?

親のやる気さえあれば、中学受験を塾なしで挑戦することは可能

親が教えて中学受験することは全然可能です。

なぜなら相手は所詮小学生だからです。

しかも、自分の子供です。あなたの子供が理解し、できるようになることは、あなたにもできるはずです。現時点で、さまざまなことを忘れていたとしても、また、今の中学受験は難問が多くて、所見では全くわからない状態だったとしても大丈夫です。
中学受験に対して全く知

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大手進学塾は詐欺?親にしかできない「中学受験失敗しない方法」とは

大手進学塾は詐欺?親にしかできない「中学受験失敗しない方法」とは

塾業界は、詐欺で成り立っているのか?当たり前のことですが、塾は民間企業で利益を上げないと社員を食わせていくことはできません。

そのため、当然、塾業界も他の企業と同様、「成績を上げる」「志望校合格の近道」という大義名分のもと、利益を追求することに必死です。

しかし、規制の厳しい健康食品や美容整形業界とは違い、全く規制のない受験塾業界は、(ちなみに塾講師になるのに資格は必要ありません)

その塾の

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子供に中学受験をさせる?させない?

子供に中学受験をさせる?させない?

中学受験に挑戦するかしないかこれを子供自身に決めさせることは酷で、当然親が主導して計画をたてていくことになります。しかし、最初から絶対受験させると決めている家庭は別として、少しだけ興味がある家庭は、どう判断していけばいいか迷うところではあると思います。

興味を持ってから、受験をするかしないかの判断の手順をまとめてみます。

まず、中学受験をするメリットとデメリットの整理です。

中学受験は、一般

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公立中高一貫校「適性検査とは」

公立中高一貫校「適性検査とは」

各都道府県にある中高一貫校では、中学受験の際、適性検査という試験を受けます。

私立の中学受験とどのように違うのか?

文系(国語と社会)の問題で構成されている適性検査Ⅰ 理系(算数と理科)で構成されている適性検査Ⅱとあります。各都道府県により問題は違いますが、大きく傾向は同じです。

適性検査は、公立小学校で習う知識でもちろん解けるように問題は作られています。建前上、塾に通わなくても、学校の勉強

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四谷大塚シリーズ基本的な使い方(小4スタート編)

四谷大塚シリーズ基本的な使い方(小4スタート編)

今回は、四谷大塚予習シリーズを使って、塾なしで中学受験を成功させる方法を動画を交えて解説していきます。

コメント欄に質問頂けましたら、回答を動画か、当マガジンの記事でお答えもしていきます。

まずは、今回、四谷大塚予習シリーズの基本的な使い方を説明したYouTube動画をご紹介します(当記事だけの限定公開)。

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中学受験に向けたテキストの選び方

中学受験に向けたテキストの選び方

公立校(適性検査)と私立中学受験の違い公立中高一貫校の入学適性検査では、その特徴として、難しい計算問題や学校で習わない特殊な解き方、高校で使うような公式を使う解き方、中学校で使うような図形(相似や合同、錯角、同位角など)の知識は必要ありません。逆にいうと、私立中学受験では、公立小学校では習わないような、細かな知識が必要になり、中学、高校内容に出てくるような数学知識が必要なことを工夫して解くように問

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【塾講師の本音】中学受験するかしないかを判断する方法②

【塾講師の本音】中学受験するかしないかを判断する方法②

当記事の最後に、個別でLINE電話相談ができる「合言葉」とLINE公式アカウントにつながるQRコードを記載しております。記事を購入された方がご覧になることができます。購入された方はぜひご利用ください。

中学受験をすべきかしないべきかをどう見分けるか私の経験上、中学受験を受け、中高一貫校へ進学する場合は、ある程度の「素質」が小学校4、5、6年の段階で見られないと進学させない方が良いと私は思います。

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【塾講師の本音】中学受験するかしないかを判断する方法①

【塾講師の本音】中学受験するかしないかを判断する方法①

中学受験をすべきかしないべきかを決める前に何を一番大切にして判断すれば良いのでしょうか?

それは、中高一貫校へ進学するリスクをしっかりと把握しておくことだと私は思います。

中学受験を目指すということは、ほとんどの人が大学受験のことを意識しています。小学校4年生や5年生の時点で、子供自身が将来何になりたいのか?子供自身が、中学受験を主体的に判断できるはずもなく、親が、子のためを思って、塾を決め、

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