竹村優子

書籍編集者&幻冬舎plus編集長。担当した本は、『銀河で一番静かな革命』(マヒトゥ・ザ…

竹村優子

書籍編集者&幻冬舎plus編集長。担当した本は、『銀河で一番静かな革命』(マヒトゥ・ザ・ピーポー)、『天皇のお言葉』(辻田真佐憲)、『じっと手を見る』(窪美澄)など。日記バックナンバー→http://www.gentosha.jp/category/editors-diary

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    幻冬舎plus( http://gentosha.jp/ )、幻冬舎plus+( https://pp.gentosha.jp/ )編集長の日々の記録。

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ビニールシート席ありのGEZAN映画試写会

5月28日 noteの運営会社であるピースオブケイクさんのイベントスペースで、ロックバンドGEZANのドキュメンタリー映画「Tribe Called Discord ~documentary of GEZAN」の試写会とGEZANのフロントマンである、マヒトゥ・ザ・ピーポーさんの小説『銀河で一番静かな革命』のサイン会を開催した。 参加者は、幻冬舎plusの抽選に当選した方々。 段差のないフラットなスペースなので、椅子をどう並べるか、映画の配給元であるスペースシャワーのみな

    • 『トーキョー・リアルライフ』の思い出

      昨年末、noteの水野さんにどんなものを書いたらいいのか相談にのってもらった。 幻冬舎plusで週一回公開していた「編集部日記」をnoteに移行したものの、サイト内にある編集部日記と、noteの自分のページにある編集部日記では見え方が全然違うな、と悩んでいたのだ。 水野さんは丁寧に話を聞いてくださり、これまでのキャリアのことを書いたらどうか、とか、本の制作裏話が読みたい、などとアドバイスをいろいろくださったのに、私がぐずぐずしているうちに元号が変わってしまった(ごめんなさ

      • 【5月28日(火)】GEZANドキュメンタリー映画の無料試写会とマヒトゥ・ザ・ピーポーさんの小説サイン会を開催します

        2017年から進めていた、マヒトゥ・ザ・ピーポーさん(以下、マヒトさん)の小説が5月23日に『銀河で一番静かな革命』というタイトルで発売されます。幻冬舎plusの連載「眩しがりやが見た光」よりも、小説のほうが先でした。この経緯は、忘れないうちに書いて残しておきたいなと思います。 さて、マヒトさんは、小説に続き、6月21日からは、自身がフロントマンを務めるバンドGEZANのドキュメンタリー映画「Tribe Calle Discord:Documentary of GEZAN」

        • 油断大敵

          12月1日 岡山・児島へ。 爆クラアースダイバー「水島臨海工業地帯の工場夜景と瀬戸内海のサンセットを体感する船の音楽会」へ。湯山玲子さんが主宰する、2011年から主宰するクラブ耳のためのクラシックを聴く会の番外編。 船のエンジン音と揺れとどんどん移り変わる空の色とともに聴く爆音のクラシック(船に超高機能スピーカーを特別搭載)は、めちゃくちゃに感情が揺さぶられる体験だった。 とくに水島工業地帯に近づいたあたりでマーラーの8番を聴きながら感じた物悲しさ。クラシック音楽の時代を超

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          ファインアートとエロの饗宴

          11月12日 午前中に、12月の文庫『芸術起業論』『芸術闘争論』(ともに村上隆さん)を校了。 その後、はあちゅうさんのcakes連載「仮想人生」3回目の公開ボタンを押し忘れていたことに気づき、慌てる。気を付けねば。 17時半に、「抜け道、脇道、寄り道フェス!~〈普通〉を気にせず生きるには~」イベント(通称、寄り道フェス)が開催されるロフト9へ。 今年が始まったばかりのころに、5周年だし、一度幻冬舎plus主催のイベントをやろうよ、ということで、とりあえず11月12日の

          ファインアートとエロの饗宴

          そわそわと過ごす

          11月5日 担当している記事の更新が重なる。 「美しい暮らし」(矢吹透さん) 「仕事ができる人は小説を読んでいる。」(坂口孝則さん) 「飲み込めなくてもいいのにね」(加藤拓也さん) そして、cakesではあちゅうさん裏アカウント連載小説「仮想人生」第2回。 11月6日 午後、12日のイベント準備、当日の進行等について打ち合わせ。柳生がデザインしてくれたTシャツもかわいい。 当日の司会を担当する私は、このTシャツを着るということで、服をどうするか問題は一気に解決。5月の窪美

          そわそわと過ごす

          11月12日のイベントのことばかり考えている

          10月29日 午後、神保町のデザイン事務所で打ち合わせ。 神保町は古本まつりでにぎわっている。『面白すぎる日記たち』(鴨下信一)と『恋愛詩集』(小池昌代)を購入。 夜、下北沢B&Bにて、「未来の稼ぎ方」刊行記念イベント「短命化する仕事とDIY化する人生のなかでどう稼ぐか?」。私は、聞き手を務めるので、事前に坂口さんに質問項目を送って、流れを考えていたのだけど、坂口さんが見事に主導権をとり、完全に流れを作ってしまった。なので、想定質問は意味をなさず、アドリブで進めることになる。

          11月12日のイベントのことばかり考えている

          「ふしぎな君が代」から「新潟」へ

          10月22日 夜、広尾のチェコ大使館へ。 「国歌と国民」というテーマで辻田真佐憲さんがご登壇される。チェコ出身の作家・パーレーニチェク氏は、チェコの国歌について、辻田さんは「君が代」についてのお話。終わったあと、会場で辻田さんの『ふしぎな君が代』を少し販売させていただく(全部売れた!)。 チェコの国歌「我が家何処や」は、チェコ国民にとって自分たちの歌、という意識があるそう。それに比べたら、国民と「君が代」の距離のあやふやさよ。 そもそも誕生のきっかけは、 「明治初期、英国王子

          「ふしぎな君が代」から「新潟」へ

          「おしゃれかるた」から「全感覚祭」へ

          10月15日 電子書籍「おしゃれかるた」の追加かるたを入稿。追加は、野宮真貴さんの「恋愛かるた」。 来週月曜日スタートの加藤拓也さんの新連載「飲み込めなくてもいいのにね」の準備。 それから、佐伯ポインティさん、平林亮子さん、田辺青蛙さんの連載記事づくり。 10月16日 「おしゃれかるた」三校ゲラを読む。夕方、責了。同時に情報解禁の準備など。 ぺヤンヌマキさんより電子書籍のフェアにあわせて、長生きと健康についての原稿が届く。鬱々としていたのだけど、ぺヤンヌさんの長く生きるこ

          「おしゃれかるた」から「全感覚祭」へ

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          10月9日 午前、22日から幻冬舎plusで新連載が始まる方のマネジャーさんがご来社され、ご挨拶。原稿はまだこれからだけど、楽しみ。 お昼過ぎ、cakesで打ち合わせ。こちらも新しく始まる連載のビジュアル打ち合わせなど。 会社に戻り、10月26日発売の電子書籍の初校ゲラ戻し。相変わらず、PDFをプリントアウトして、赤字を入れするアナログスタイル。 12月の文庫2冊のネームもようやく書き上がる。 10月10日 11月12日のイベント「抜け道、脇道、寄り道フェス!」のフライヤー

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