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「ふしぎな君が代」から「新潟」へ

10月22日
夜、広尾のチェコ大使館へ。
「国歌と国民」というテーマで辻田真佐憲さんがご登壇される。チェコ出身の作家・パーレーニチェク氏は、チェコの国歌について、辻田さんは「君が代」についてのお話。終わったあと、会場で辻田さんの『ふしぎな君が代』を少し販売させていただく(全部売れた!)。
チェコの国歌「我が家何処や」は、チェコ国民にとって自分たちの歌、という意識があるそう。それに比べたら、国民と「君が代」の距離のあやふやさよ。
そもそも誕生のきっかけは、
「明治初期、英国王子の来日で急遽、国歌が必要になるけれど、しかし、時間がないため、『古今和歌集』の読み人しらずの短歌に鹿児島で愛唱されていた『蓬莱山』の節をつけて間に合わせた」のだという。
そのあとも、「君が代」は長く国歌として曖昧な存在だったために(実際、1999年の国旗国歌法で正式な国歌になった)、公的な記録が非常に少なく、いまだ謎が多いと辻田さん。
でも、波乱の歴史を潜り抜け、鍛え上げられた「君が代」という歌は、聞けば聞くほどおもしろいなと思う。

10月23日
午前中、隣の隣の駅に住むライターさんと自宅近所のカフェで打ち合わせ。休日は人がたくさんの人気カフェで、一度も行ったことがなかったところ。以前は宅配便の集配所だったけれど、すっかり様変わりしていた。
午後は、会社で、斎藤哲也さん宮崎智之さんの「哲学」×「モヤモヤ」対談。デカルトはキング・オブ・モヤモヤだった、とか、「無知の知」ソクラテスの強靭さ、とか、話題が幅広くおもしろかった! ただし、私が痛恨のミスを犯す。。とても書けない。
夜は、宇野常寛さんの番組「ニュースX」に坂口孝則さんが「未来の稼ぎ方」をテーマにゲスト出演されるので、同行。宇野さんと坂口さんは、かつての「スッキリ」コメンテーター仲間でもあり、話がおおいに盛り上がっていた。

10月24日
会社で、書店に置いていただきたいチラシを作る。ワードだけでなんとかしようとするのは、相当無理があるな、と思いつつ。ちゃんと完成させて、ここでも紹介したい。

10月25日

朝、plusの会議。その後、坂口孝則さんと辛酸なめ子さんによる「未来の稼ぎ方」対談。辛酸さんがご準備くださった未来予想が素晴らしかった。こちらも近々紹介できることを願って。
夜、近所のカフェ店主にお願いしていた坂口恭平さんの絵の額装が出来上がってくる。これを機に常に雑然としている自宅を整えたい。

10月26日

野宮真貴さん電子書籍「おしゃれかるた」発売日。
紙の本で欲しかった、という声をSNSでちらちら見かける。もちろんその気持ちは充分にわかるけれど、野宮さんの多彩でエッジの利いた写真と、金言がコンパクトに携帯のなかに収まっているというのもなかなか心強いのではないかな、と思う。実際、キンドルで購入して読んでみたら、スワイプとかるたの相性がいい。でも、何がいい電子書籍で、何がそうじゃないかは試行錯誤で、模索中。あと所有の感覚とはどういうものか?ということについても。
午後、会議ふたつ。
夜、表参道で用事を済ませ、カフェでパソコン仕事。週明けからcakesで始まる、はあちゅうさんの連載小説「仮想人生」の最終調整など。

10月27日
午後、文化放送。坂口孝則さんが、「ロンドンブーツ1号2号田村淳のNewsCLUB」へ「未来の稼ぎ方」話で出演されるので同行。
会社で少し仕事したあと、夜、矢吹透さんのお宅へ。

10月28日
新潟市の北書店で開催される井出明さんの「ダークツーリズム」入門トークへ。井出さんは、地方で開催されるときは、その土地特有の話も織り交ぜて話をされるのだけど、お客さんが、新潟市と長岡は違うとか、そこに住んでいる人ではないとわからない反応をされるのがとても興味深かった。素敵な本屋さんだと話に聞いていた、北書店さんが会場だったのもうれしかった。またゆっくり行きたい。

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書籍編集者&幻冬舎plus編集長。担当した本は、『銀河で一番静かな革命』(マヒトゥ・ザ・ピーポー)、『天皇のお言葉』(辻田真佐憲)、『じっと手を見る』(窪美澄)など。日記バックナンバー→http://www.gentosha.jp/category/editors-diary

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