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スペイン巡礼2018回想記(49)マドリードに戻る

 2018年6月23日。スペイン巡礼終了後のボーナスタイム11日目。
 エル・エスコリアル最終日は、ホテルでゆっくり過ごしたあと、またセルカニアス(近郊線)でマドリードに戻る。長かったスペイン巡礼の旅も、残すところあと2泊。

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 自宅のように慣れてきたオテル・フロリダも、これが最後の朝食。記憶によると、今までは朝食会場だったのに、団体客が入ったか何かで併設のバルで食べるように指示され、今までなかった生搾りオレンジジュースが出た気がする。
 できることなら、今までの2泊も生搾りオレンジジュースが飲みたかったぜ(いいけど)。

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 朝食後は例によって部屋でぐだぐだし、昼前のマドリード到着をめざしてセルカニアスの駅に向かう。最後にまたこの並木道を通って、駅へ。さようならエル・エスコリアル。1年越しの念願叶って幸せだった。すごく暑かったけど。

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 マドリードに戻ると、さっそく今夜のホテルへ。
 最後の2連泊は、オテル・パセオ・デル・アルテ。これも以前マドリード旅行をしたときに泊まったことがあり、部屋も朝食もかなりのグレードだとわかっているホテル。旅の終わりに、有終の美を飾るにふさわしい〜!

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 例によって、オシャレなフレーバーウォーターが飲み放題だ。楽しい(個人的にこういうの好き)。

 部屋に荷物をおいたあとは、ランチに外出。
 これまた例によって例のごとく日本食恋しさから、「マドリードにおいしいカツ丼の店がある」という噂に飛びつき、暑いなかを10分以上歩いてその店に行く。

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 幸い、カツ丼の店は、パチもんの日本食ではなかった。ちゃんとした普通のカツ丼だ。すばらしい。白菜のおひたしが最高。こういうのが食べたかったのだ。

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 それぞれがきちんとおいしかったうれしさに、揚げ出し豆腐まで注文してしまった。どれも大変けっこうなお味だ。

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 昼食のあとはホテルに戻ってまた昼寝。暑い国の旅、いちいち昼寝をはさみがちである(体力がなく暑さに弱い)。

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 夕食は、近所に愛するスーパー、メルカドーナがあったので、喜び勇んで調達に。旅の最後を、メルカドーナのオレンジジュースマシンとともに過ごせて幸せだ。というか、日本のそのへんのスーパーも、生搾りオレンジジュースマシン入れてくれませんかね?

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 夕食は、サーモンの巻き寿司と生搾りオレンジジュース。マリアージュ? 知らねー。(この組み合わせは全然気にならないタイプ。あと、ごはんと牛乳もイケます)
 なお、メルカドーナの巻き寿司はかなりレベルが高かったと思う。カツ丼といい、さすが首都。流通最高。正直、どっかの日本人経営日本食レストランよりずっと本物に近い。

 余談だが、翌年ハワイに行ったとき、日系があれだけいるのにスーパーの寿司は異様に米がまずく、ちょっと驚いた。ありがたいことに、スペイン巡礼で出会った日本食は、9割方かなりのレベルだったと思う。

(スペイン巡礼2018回想記(50)に続きます)

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