スペイン巡礼2018回想記(37)ボエンテ〜サルセダ
2018年6月11日。
この日はボエンテを出て、サルセダまでの約19kmの行程。
毎日ただひたすら歩いているうちに、終着点が着々と近づいてきている。あと1日でサンティアゴ・デ・コンポステラに着いてしまうという実感がまるでなかった。
今日もしっかり朝食をとって出発。宿泊したアルベルゲ・ボエンテは、またまたバル併設タイプのアルベルゲ。
(宿泊したアルベルゲ・ボエンテ)
天気は曇りがち。緑と花の田園地帯を歩く。
リアルタイムで更新していたインスタを見ても、特にこの日何もなかったことがよくわかる。巡礼の平凡な一日。ときどき、鳥の声や犬の登場にわくわくするぐらいだ。
(この日のことを一切何も覚えていないのだが、ストレートの紅茶を飲んでいるところを見ると、腹の調子が悪かったらしい)
(とうとう残り30kmを切ってしまった)
この日の目的地サルセダでは、手ごろなホテルタイプの宿カサ・ティア・テレサに泊まった。ここ数日はドミトリー形式だったので、やはり個室だとほっとする。
たしかスタッフさんが英語が一切通じなかったので、身ぶり手ぶりで意思の疎通を図った気がする(まぁBooking.comで事前に予約済なので、最終的にはパスポートを出せばこっちのものだ)。しかしスタッフさんたちはとってもやさしく、快適な宿だった。
ここも小さい宿ながら食堂併設で、いつもは昼食を重くして夕食を軽くすませるところ、今日はしっかりとった。
(豚の耳ガリシア風! ぷよぷよ食感)
明日はいよいよ最終目的地、サンティアゴ・デ・コンポステラである。私の巡礼が終わろうとしている。
(スペイン巡礼2018回想記(38)に続きます)
(リアルタイムで更新していたインスタ)
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