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スペイン巡礼2018回想記(12)エステージャ〜ロス・アルコス

 2018年5月17日。
 本日はエステージャを出てロス・アルコスまで行く22kmの道のりだ。
 すばらしく快適なアゴラ・ホステル様との別れはつらいが、先に進む。

 歩きだしたところで、前日の観光中は見落としていた、ユダヤ人街の印を発見。

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 ヘブライ語がモチーフになっていて、トレドやセゴビアでもユダヤ人街のある通りでこの印を見かけた。詳細はざっくり検索してみつからなかった(英語で検索すればわかりそうですね、またいずれ)ので不明だが、どう見てもヘブライ語なので無関係ではないはず。
 スペイン巡礼中は、標識や路上にある聖ヤコブ(スペイン語ではサンティアゴ)を象徴するホタテの印、ないし黄色い矢印がサンティアゴ・デ・コンポステラへの道筋を示してくれるので、地図がなくても安心して進むことができる。それで、常に上下に注意を払っているのだが、ついでにユダヤ人街の印もみつけられてちょっとうれしかった。

 最初は、昨日ワインが一滴も残っていなかったイラーチェのワインの泉へ。

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 ゆっくりめではあるがほぼ朝イチなので、さすがにワインはあった。私はカップに一杯いただき、たまには自分の旅の証拠写真も、他の巡礼者にお願いして撮ってもらった(ここには載せませんけど)。ちなみに風景写真は大量に撮るが、自分の記念写真はめったに撮らない主義だ。巡礼中では、このワインの泉と終点のサンティアゴ・デ・コンポステラでだけ頼んで撮ってもらった。

 ワインを一杯飲んだおかげで血がめぐり、意気揚々と私は歩きを再開。アルコールの力はすごいなぁ(うきうき)。

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 あとは特に何ごともなく、黙々とロス・アルコスへ。

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 相変わらず、風景は美しい。だが、旅も序盤を過ぎて慣れてくると、何かあるごとにいちいち驚くようなことはなくなってくるので、今後は文章なしで写真のみという日もありそうだ。書くのにスピーディーでよいのだが。
 なお、写真は、軽めのミラーレス一眼とiPhoneを持参していた。序盤はちょくちょくミラーレスをとりだすようにしていたのだが、後半になるにつれてカバンを開けるのが面倒になり(後半のガリシア地方は雨もよく降る)、最終的にはほぼiPhoneしか使わなくなってしまった。

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 ロス・アルコスの宿は、オテル・ヴィラ・デ・ロスアルコスというホテルで、ロス・アルコスの街からはやや外れた幹線道路?沿いにある。高速道路のようにも見えるのだが、明らかに人間も歩いてよいという標識が立っており、よくわからない。高速道路を歩いているみたいでドキドキした。

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 オテル・ヴィラ・デ・ロスアルコスは、トラックの運転手が長距離移動中に泊まる感じのガソリンスタンド併設のホテルで、一度こういう場所に泊まってみたかったので、けっこううれしかった。旅らしくてよい。

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 ホテルにしては格安で、設備もそれなりといったところだが、必要最小限揃った個室で十分快適だった。なお壁はそこそこ薄く、隣室から絶えずテレビの音が聞こえていたが、例によって耳栓と疲労で熟睡。

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 遅い昼食に前菜のリゾットが出たが、米がとても懐かしく沁みた。
 日本を出発して10日。今までのヨーロッパ旅行では、いつも最長10日間程度で帰国していたので、日本食を恋しく思ったことはない。

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 しかし私は、その後、狂おしいほどに日本食を懐かしむ、初めての経験をすることになった。

(スペイン巡礼2018回想記(13)に続きます)

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Web小説書き。ファンタジー特化。日常生活では歌ったり踊ったり登ったり、やりたいことをやりたいように。
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