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落ち込んだとき、姿勢を正して上を向けば気持ちも上向きに?

落ち込んだとき、姿勢を正して上を向けば気持ちも上向きに?
体に働きかけて心を整える「身体化された認知」でできること
2022/12/2 柳本操=ライター

日々仕事をしていると、失敗したり、思い通りにいかなくてへこむこともある。
そんなとき、どうすれば気持ちを上向きにできるだろう。
実は、「背筋を伸ばす」「温かいカップを持つ」といった体からのアプローチで気持ちまで変わる「身体化された認知」という研究があるという。
「気持ちを変えたいときにはまず動作や行動から、というほうが手っ取り早いかもしれません」と公立諏訪東京理科大学工学部教授で脳科学者の篠原菊紀さんは話す。知っておくと役立ちそうな、「体と心のつながり」についてのお話です。

私は、この中の面白い実験に目が留まりました~
暖かい飲み物を持っている人の波動って伝わるらしい???
ホッとコーヒー、ホットミルク、ホッと紅茶。
確かに、冷たいのと暖かいのと、持つイメージも変わってくるかも。

★「Science」という権威ある科学雑誌で2008年に発表された米国のこんな研究があります(*1)。
 41人(平均年齢18.5歳)が、手に温かいコーヒーをしばらく持つ群、冷たいアイスコーヒーをしばらく持つ群に分かれました。対象者はこの実験中に、ある人物と接触し、そのあとにその人物に対する印象についてのアンケートに答えます。その結果、温かいコーヒーを持っていた人のほうがその人物に対してより「温かく、好意的で、寛大な印象」を抱くことができたというのです。
 また、研究参加者に温湿布または冷湿布を手に持ってもらった結果、温湿布を持っていた群のほうが、冷湿布を持っていた群より、「自分自身への贈り物ではなく友人へのプレゼントを買うほうを選択する率が高くなる」ことがわかりました。


温かさを感じると自分より友人に贈り物をしたくなる!?
温かさを感じると、心も温かくなるのですね!

今日は、目善をちょっと挙げて、背筋を伸ばして、ニンマリを意識しようかな。

今日も皆様が、笑顔で過ごせますように。

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