見出し画像

心に刺さる言葉

私宛てのメールに、
『菜根譚』(前期)~激変の時代を「生き抜く知恵」を学ぶ~
という講義の募集メールが届きました。

し、知りません。菜根譚!?

しかし、サラッとその内容を読み、他人事ではなくなりました。

心に刺さる言葉ばかりです。

中でもど真ん中に届いたのが、こんな名言です。
◆立派な人物の条件
「小処(しょうしょ)に滲漏(しんろう)せず、暗中に欺隠(きいん)せず、末路に怠荒(たいこう)せず」。
細事の処理にも、手を抜かない。人目のないところでも、悪事に手を染めない。失意のときでも、投げやりにならない。

◆怒りを表に現さない
「人の詐(いつわ)りを覚るも、言(げん)に形(あらわ)さず。人の侮りを受くるも、色に動かさず」
相手のペテンに気づいても、あからさまな批判は避ける。相手からバカ呼ばわりされても、怒りを表に現さない。

◆「耐える」こと
「傾険(けいけん)の人情、坎坷(かんか)の世道(せどう)の如き、若し一の耐の字を得て撑持(とうじ)し過ぎ去らざれば、幾何(いかん)ぞ榛莽(しんぼう)坑塹(こうざん)に堕入(だにゅう)せざらんや」
人情は険しく、人生の道は厳しい。「耐える」ことを支えとして生きていかなければ、たちまち、藪にふみ迷い穴に落ちこんでしまうだろう。

画像1

甘いな~自分って。
つくづく思い知らされます。
乗り越えてこられた方の言葉は、しみわたってきます。


良い事があっても舞い上がって木に登らず、落ち込むことがあっても、当たり前と受け入れる、今を水平な状態でキープできるように、訓練です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?