命知らずの白血球君

意気地がなくて、弱い自分。
何時も逃げ腰になってしまう。

しかし、そんな自分の中に、命知らず相棒が頑張っていることを知りました。

定期的に受けさせて頂く血液検査。
ツルツルと動く赤血球。
その中にキラキラと輝いているのは、異物の塩の結晶や化学物質。
細菌や酵母菌もいます。
その異物のほうに突進していくのが、白血球君。
異物が自分の何倍もの大きさだろうが，迷いはありません。

無謀だな～、無理だよ～、負けるに決まっているよ～死んじゃうよ～
そんな相手に、逃げる選択をしないのです。
どうなるかというと、当たって砕ける。自滅してしまうのです。

馬鹿だな～～
でも弱い自分の中に、命知らずの無謀な奴が生きている！
そう思うと、休みなく働いてくれている存在をいとおしく思います。

この白血球君がもし話せたら・・・
そんなもの食べないでくれよ～
そんな空気の汚いところに行かないでくれよ～
そんなストレス貯めないでくれよ～
いろいろ説教されそうです。

白血球君、戦ってくれてありがとう。