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【推しの子】とYOASOBIの「アイドル」

友達から幾度となく勧められてはいたがなんとなく避けていた「推しの子」。 YOASOBIの「アイドル」を聞いてから読み始めてみた、と言う人が私以外にもいると信じているが、なんで読まなかったんだろうと後悔したくらいめちゃくちゃ面白い。 まだプロローグまでしか読めていない超新参、超初見だが、アイドル→推しの子→アイドルと聴いた上で感想を持ったので書いておきたい。 まず、アイドルの曲の長さは3分46秒。 この中にアイドルとしてのアイが全て詰まっている。 推しの子を全く知らない状態

    • 劇団四季 オペラ座の怪人

      まず最初のシャンデリアの演出に感動した。 こちら側を巻き込んで全てをオペラ座にしてくれるんだな…となった ファントムという無償(だと思っているだけだが)の愛で自分を包み込んでくれる闇に安らぎ、その寂しさを理解して惹かれつつもその愛のあまりの暴力性に怯え惑う様が非常に良かったですね ラウルというどこまでも自分と共にあろうとし、守ってくれる愛と、愛するが故に突き放すことを選んだファントムの悲哀が綺麗な対比になっていて凄かった。 オペラ座の怪人は劇中で各登場人物がそれぞれのセリフを

      • ギア京都10周年記念限定公演

        去年のクリスマス公演、私は初めてギアを見に行った。 3年前から存在は知っていたし、絶対に行きたいとも思っていたがなんとなくタイミングが合わずずるずると去年まで延びてしまっていた。 3年前、私が現在に至るまで7年推し続けている女の子がギアの舞台に立った。 私は当時遠く離れた地で暮らしており、彼女の公演を見に行くことは叶わなかった。 その時はそれでもよかったのだ。 こんな衣装を着たのね、こんな感じのステージなのね、すごいね。と、そう心穏やかに見守っていられた。 初めてギアを見

        • にっかり青江単騎出陣

          「全国公演をします」 と彼が言った時、まあいつも通りごく限られた「全国」だろうと思った。 その予想は大きく裏切られた。 発表されたスケジュールは2年に及んでいた。 彼はにっかり青江として、本気で全国公演をしようとしていた。 主演の舞台は幾つもあった。主演の映画だってあった。その他にも出演する作品はたくさんあった。 そんな中でも彼は全国公演を敢行した。 北海道から始まり、東北を巡り、関西、九州、四国、中国、関東、中部、もちろん沖縄にだって赴いた。 新型コロナウイルスの猛

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