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【マーケ】043-いつも笑顔を絶やさない:脳科学マーケティング100の心理技術

ピオトル・ウィンキールマンとケント・C・べリッジが行った結果で、サブリミナル画像であっても笑顔の効果は大きいことがわかった。
喉が渇いた状態で笑顔を見せられた被験者は、同じく喉が渇いてしかめ面を見せられた被験者よりも多い量を飲んだ。

・笑顔の値段はタダではない

喉が渇いた被験者は、笑顔のサブリミナル画像を見た場合、その飲み物に対して怒った顔を見た場合の2倍の金額を支払う気になった。
被験者が刺激を受けたことも、それによって気分が変化したことも自覚していないのに、実際に気分の変化が起きる現象を”無意識感情”という。

・笑顔は、たとえ写真であっても売り上げに貢献する

この研究結果の要点は、被験者が自分で気付きさえしない程度のわずかな気分の高揚でも、顧客の消費量と購買意欲に影響を及ぼすということ。
つまり、絵¥従業員に笑顔を教える店長は正しいことをしている。

2番目に、市場調査の際に人の気持ちを聞くときは、十分な注意が必要ということ。
被験者が自覚していないような気分の変化でさえ、行動に違いを及ぼした。

よって、単に人に質問をしただけでは、脳内で何が起きているかの正確な情報は得られないということである。

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