![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/143452632/rectangle_large_type_2_2206923cf01fd3986b23e3d137af31a0.png?width=800)
『4クール目。91日』
穏やかな日日がつづいている。
長い休薬期間を取ったおかげなのか。順調だ。曇天からもたらされる風も気持ちが良い。世間は日曜日だ。今の私には曜日はない。曜日を見失って生きている。
少しの運動と、文章と、音楽と、植物と、散歩と、バイク。充実している。
喧噪から距離を置いた生活だ。大人として、本当はいけない。あまりにも、堂々と『がんかわいがり』を満喫してしまっている。「どうだ。私は病人だ。文句があるのか」、そんな、ふうだ。
どくだみの収穫は早起きした両親が、もう、終えていた。庭に纏めて干してあった。全部を収穫したわけではないようで、2日に一度は、生のどくだみを風呂に入れるようだ。正しい判断だ。やはり、3日連続は衛生的にまずいだろう。2日は妥当な線だ。これでいい。
![](https://assets.st-note.com/img/1717903271788-UVLaPnypkk.jpg?width=800)
どくだみで『すべつるもちもち』に傾いた私の肌は良い。けれど、足裏にもクリームを塗っているので、危うく階段で滑りそうになった。多少、副作用のふらつきがあるので、気をつけなければ。
アレクサから、ジッタリンジンの『プレゼント』がながれている。好きな曲だ。私の解釈では、「あなたが私にくれたものは」、「私が私にくれたもの」なのだが、果たしてあっているのだろうか。恋をした女が自らを磨くためにウキウキした様子で、「私が私にプレゼント」をする。そんな片思いの歌。私は、そう思っている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?